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アメリカンまたたび

留学はまたたび

留学を終えた本帰国後の異文化適応と英語力の維持の話

アメリカから日本に帰って来て2ヶ月がたった。仕事を始めてからはほぼ1ヶ月がたった。書ける範囲で今考えていることとかを書こうと思う。

この記事の目的は、自分の心境の変化を追うためである。また留学から帰って来た人はこんなことを考えている人もいるってことを知ってもらいたいというのもある。

今、わたしは非常に複雑な感情を抱いている。この複雑な感情のせいでストレスを感じている。

仕事はとても楽しい。会社に行くのがとても楽しい。素晴らしい上司と先輩に恵まれた。周りの方々と話すのが本当に楽しい。人がよかったのが、入社の大きな決め手だった。

日本のことをあまり知らないから、流行りとかを教えてもらえるのがありがたい。また文学好きな先輩がいるので、その先輩から本を借りたり文豪について話を聞いたりするのがとても楽しい。

そして今やってる仕事もなかなかハードだが、いい経験になっていると思う。これを続けて積み重ねていくことが大事なんだなと痛感する。今はいろいろな仕事を覚えて、ひとつひとつを丁寧にこなすのが大事だと思ってる。これを続けることのみなんだと思う。

一方で、今わたしは危機感を抱いている。それは英語力が落ちることである。これがものすごく怖い。仕事が楽しいことに反面して、このような危機感を抱いていることから複雑な感情を抱いていると定義づけた。

英語を使うシーンというものは本当に減った。激減した。今、英語を使うのは新しいデーティング相手とのLINEのみだ。会ったときももちろん英語を話す。それしかない。

だからカジュアルな英語力の維持はできていると思う。しかし大学の授業で使っていたような英語を使わなくなった。このへんの劣化が非常に怖い。語学は使わないとどんどんダメになるものだと思う。だから意識的に新聞をどんなに忙しくても、疲れていても、必ず1日に1記事は読むようにしている。余力があれば読めるだけ記事を読む。あとは動画を見ることもある。

帰国と同時にニューヨークタイムズの購読を解除しなかったのにはこのような理由があった。毎月7ドル払っている。お金を払うのだから、ちゃんと読まないとという意識を保ちたかったのである。

もちろんこれでは足りないことはわかってる。だけど今の自分にはこれしかできない。とりあえずこれを続けていって、本数を徐々に増やしていくしかないと思う。

そしてわたしはひどく異文化適応能力が低い人間だ。日本での生活にもまだ全然馴染めていない。アメリカでの生活が恋しい。ことあるごとにアメリカのことばかりを考えてしまう。

しかしアメリカに行ったときも、アメリカに馴染めるまでにわたしは2年かかった。だから今回の「異文化適応」もそのくらいかかるのかなと見積もってる。

適応する努力はしているけど、心がどうしてもその努力についていかないのである。

 

話のオチはないです。これで終わりです。考えていることがぐちゃぐちゃなので、書く文章もぐちゃぐちゃになりました。

 

 

帰国後1か月経過。異文化の新しい刺激を受けてもがき苦しみたいので、フィンランド語の勉強始めた

今日、1月30日で日本に本帰国してから丸1か月が経ちました。この1ヶ月はいろんな意味でしんどかったし、これからもこのしんどさはしばらく続くことは覚悟しています。

この記事でも書いたように、わたしは帰国前にアメリカから離れることを極度に恐れていました。

americanmatatabi.hatenablog.com

だからアメリカから離れることは、自分という人間を形成するパーツがなくなるような気がしてならない。アイデンティティの一部が欠如するというのだろうか。まあでも寂しい。アメリカが大好きである。

今、まさにこの欠如が起こっているわけです。何だか不思議な恐怖感があるんですよね。わたしという人間にはアメリカという国の存在が組み込まれていた。それが急に外れたわけなんですよね。ぽかっとさ。

アメリカ留学中は常に新しいことに囲まれていました。生活に慣れてきて、病んだこともありましたけど、その現象で病むことそのものも新しい経験だったんですよね。外国で新しい刺激を受けながら、自分らしい何かを構築していくことが苦しくも楽しかったんだなあと帰ってから初めて気づかされました。

一方で日本は自分の母国ですし、新しいことが起きても別に何も驚かないんですよね。アメリカで起きたことに比べれば、なんてことないし、アメリカで経験したような異文化でのクソ気分ほどのことではないです。

今はそのカルチャーショックに陥っていますね。心に大きな穴があいてしまって、この穴をどうやって埋めようかなということを考えていました。

 

アメリカで楽しくて、またクソつらかった頃を懐かしんでも、それは戻ってこないですよね。当然のことながら。そんなことに悩む時間を割くだけ、時間の無駄です。しかしわたしはまた新しい異文化の刺激を受けたくて受けたくて仕方ないし、それでもがき苦しみたいので、フィンランド語の勉強を再開しました

なぜフィンランド語なのかというのは、これまでヨーロッパ6か国行った中で、フィンランドが一番のお気に入りだからです。フィンランドに一番ウェルカムされている気分になりました。それだけの理由です。

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Gulf of Finland (2015年の夏に訪れた時に撮った写真)

でもこのいかにウェルカムされている気分になるのかというのは、わたしはとても大事なことだと思っています。他のヨーロッパはアウェイな気分しかなかったですわ。アメリカでも初めて行った時にこの空気感を感じたんです。

ちなみに去年の夏にもフィンランド語は勉強していたんですよね。電車の中とかでせっせと単語とか挨拶のフレーズ覚えていました。だから再開しても、ある程度はなんとなく覚えていました。

ちなみにこのアプリを使っています。

① nemo Finnish

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これはフラッシュカード形式でフィンランド語の簡単なフレーズや単語を覚えることができます。

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例えばこんな感じ。たぶん日本語にも対応していると思いますが、わたしは英語でやったほうが覚えやすいので英語でやっています。音声付きです。

Words For Todayと言って、今日覚える単語とかも自動的に出してくれます。

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単語の数も自分で決めることが可能。わたしは一度にたくさん覚えられないので、1日に8個のペースでやっています。

他にもいろんなやつで勉強できるようにカテゴリー分けされています。

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鍵がついているやつは、有料のカテゴリーになります。1,200円払えば全部の機能を使うことができます。わたしはまだ無料のやつを全部覚えられていないので、まずは無料のやつを完璧にさせようと思います。

あとは食べ物の単語とかもチラチラ見たいので、単語のアプリもダウンロードしました。

② FunEasyLearn.com

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このアプリでは写真付きの単語のフラッシュカードがみられます。

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このようにトピックと表示方法を選びます。

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こんな感じで写真、英語、フィンランド語が出てきます。もちろん音声付きです。このアプリは息抜きで見ることが多いですね。挨拶とか簡単なフレーズをマスターできるようになったら、こういう名詞をたくさん覚えようかなと思います。

 

そしてこのブログも気に入りました。

whitebear0930.net

このブログの方、もう5年くらいフィンランド語勉強していらっしゃるそうですね。すごいわ。文化的な面や、文法とか単語にも触れられているので、読み物として楽しんでいます。

このままわたしは3日坊主で終わらせないように頑張ります。ぼちぼち東京とかであるフィンランドのイベントにも行きたいなあと思っています。

日本の社会やスタイルには馴染もうなんて1ミリも思っていませんが、新しいことをはじめて、毎日を楽しめるようにはしたいと思います。ゆるゆると頑張ります。

 

チューリッヒでのAirbnbの滞在が人生最高の経験だった話

昨日、ブログにチューリッヒでのWiFiの愚痴を書きましたが、チューリッヒでは他にいい経験をさせていただけたので、このことも書き残しておこうと思います。

というのもわたしはチューリッヒではAirbnbで宿を探しました。

www.airbnb.com

わたしがAirbnb好きな理由は、その国や場所ならではなローカルな面に触れられるからです。世界中どこを訪れても同じような見た目や雰囲気のホテルに泊まるのは、もう飽きました。また詳しく書きますね。

とまあこのチューロッヒでの宿が最高に良かったんです。

宿のホストは60代前半くらいのおばちゃん。スイス人ではなく、南アフリカ出身の方でした。もともとルイ・ヴィトンのオフィスで働いていたキャリアをお持ちで、今はご自身の会社をチューリッヒで経営するキャリアウーマン。

やはり世界の高級ブランドで働いてらしただけあって、とてもおしゃれで素敵なレディーでした。

娘さんたちはもう家から離れているらしく、チューリッヒ郊外のアパートで一人暮らしをしている模様。そこで部屋が余っているから、Airbnbで貸し出しをしているって感じなんだと思います。

そんなおばちゃんと過ごした1日が素晴らしかったです。ポイントに絞ってこの経験をご紹介します。

最高ポイント①:ウェルカムドリンクとおやつを振舞ってくれた

道に迷いまくりながらもおばちゃんのアパートに着いて落ち着いた頃に、ドリンクとおやつを出してくれました。これまでこのように出してもらったことがなかったので、遠慮しそうになりましたが、ここはお言葉に甘えて頂きました。

アルコールも出してくれましたが、酒はやめておいたほうがいいと思って紅茶にしておきましたが。笑

おやつはピスタチオでした。初めて食べたけどとても美味しかった。

最高ポイント②:インテリアがオシャレすぎた

さすがはルイヴィトン。家のインテリアがすっごいオシャレ。BGMには爽やかなクラシックが流れておる。茨城の田舎者はただただ驚きっぱなしだった。

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これがリビングの一部と、ダイニングとキッチン。(奥のテーブルに見える飲み物は私が飲んでた紅茶です。)植物のバランスとチョイスが絶妙な美しさで感動した。

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こちらはさっきの植物の隣のセクション。

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一つ一つの小物が部屋にすごくうまく調和しているんですよね。もうなんか美しいとしか言えない。

部屋に飾る絵画も下手したら合わなくてダサくなることあるじゃないですか。しかしおばちゃんの手にかかればもうこの美しさ。そういうセンスが欲しいっす。

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こちらはベッドルーム。よく見ると、白がほとんどで他の色はわずかしか使われていませんね。言い換えれば、白だけでここまで素敵なインテリアを作れるってことなんですよ。色使いがうまいってこういうことを言うのかなあと思いました。

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そしてベッドルームの照明。こういうところにも気を配れるのもすごいですよね。

最高ポイント③:ディナーと朝ごはんも振舞ってくれた

Airbnbで食事を出してもらったことはなかったので、これにも驚きました。夕飯は特製スープとトースト。スープはドロドロになるまでしっかり煮込んだキャベツやセロリなどの野菜とクスクスと呼ばれるショートパスタ、あとベーコンが入っていました。

おばちゃん、すごい量のスパイスを持ってて、いろんなスパイスを組み合わせて作っていたので残念ながら作り方はわからないですね。ただとても美味しかったです。

日本でもアメリカでもあんな感じのテイストのスープは味わったことがありませんでした。それくらい独特で、初めて見るものだけど、これまで食べてきたスープの中でトップレベルで美味しかったんですよね。なんか不思議な出会いをした気分でした。

朝ごはんはホームメイドのグラノーラwith牛乳、ヨーグルト、トースト、スイスチーズと紅茶を頂きました。グラノーラ、すごいよかった。おしゃれな人はグラノーラを手作りするんですよね。

どちらもおばちゃんと一緒に食べたので、写真はないです。あしからず。。

最高ポイント④:中心地のおすすめスポットと空港へ行く電車について教えてくれた

2日目、朝食を食べた後に市内へ行くと言ったら、地図をくれてそこにおすすめのお店を書き込んでくれました。

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チューリッヒはWiFiがクソなので、地図をもらえたのがすごく助かりましたね。朝早すぎたのでおすすめのところには結局行けなかったんですが、地図があったおかげで道に迷っていたところをなんとかサバイブすることができました。

また空港へ行く電車も調べてくれました。

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ドイツ語分からないわたしのために、"Flughafen"はドイツ語で空港ということも書いてくれたんですよね。チューリッヒ、英語表記がほとんどなかった。空港から市内へ行くのはなんとかできたけど、市内から空港へ行く時はこれがあったので本当に助かりましたわ。

何一つ頼んでいないのに、こう痒いところに手が届くという感じでわたしが無意識に欲していることをこうやってサポートしてくれました。 

 

とまあこんな感じです。Aibnbで泊まるのはこれで4回目でしたが、このように手厚いもてなしを受けるのは初めてのことでした。またホストの人と会話をがっつりするのも初めて。これまでは鍵だけ渡されるだけで会わなかったり、会っても挨拶くらいしかしなかったですからね。

おばちゃんとの会話もとても楽しかったです。異国での言葉や文化の違いについて話したり、おばちゃんのこれまでの人生を聞いたり。わたしがアメリカであったことを話したり。このように生まれも育ちも、生きてきた環境が全く違う人と価値観について話すのも、アメリカであったけど、ヨーロッパでできたのはなんとも新鮮でした。

英語が話せて理解できてよかったですよね。本当に。英語が話せなかったら、ここまで感動することなかったと思う。

しかしAirbnbはすべてがすべてこういう素晴らしい滞在になるとは限りませんからね。わたしもこのステイは予想外でした。おばちゃんのページにはここまで素晴らしいことは書いてなかったですからね。レビューがとてもよかったので選んだだけでした。

このおばちゃんとのステイを通して、おばちゃんのおしゃれなセンスにインスパイアされましたし、何より異文化交流がこんなに楽しいものだっけというのを改めて気づかされました。すごく楽しかった。こういう嬉しい予期せぬことがあるから、旅行って素晴らしいと思っています。