アメリカンまたたび

3年半のアメリカの大学生活を終えて日本に本帰国した23歳女の戯言

【英語】英語ヘタレのための英語勉強法:英語を学ぶのではなく、英語で何かを学ぶ


このブログでも散々書いてきましたが、私は英語の勉強が大嫌いです。
だから語学学校にも行きたくありませんでした。英語の勉強が嫌いな上に私はただでさえ1年ダブってるので時間の無駄になると思ったから何が何でも行かないで済む方法ばかり考えるというザコでした。
そんなザコな私でもこうやって留学できてますので、だいたいの人はどうにでもなると思います。
英語の勉強は嫌いだけど文章を読んだり、話したり、書いたりするのは別に嫌いじゃないです。てかそれをしないと生きていけないので、日本語と同じ感覚です。英語は日常生活なので。大学から来るメールも当然のごとく全部英語です。それを読まないと在学の危機ですしね笑

今回は英語の勉強が嫌いな私が日本でなんとか続けられた勉強法を一つ紹介しようと思います。
自分1人でやっていたわけではなく、大学1回生のときの英語の授業でやっていたものです。タイトルにも書いた通り、"英語を学ぶのではなく、英語で何かを学ぶ"ということです。

留学をしたら必然的に"英語で何かを学ぶ"というふうになります。自分の専攻を英語で勉強するんです。それを日本にいるときから慣らしておくという意図もありますけど、文法とかなんとか語学として英語を学びたくない人はこの方法が合っているかもしれません。
今回のエントリでは実際に私が使っていた教材などを紹介しながら、適宜ポイントを交えて説明していこうと思います。

まず、私が使っていた教材はこちら。
photo 1-1

TIME For Kids Almanac 2013
Editors of TIME For Kids Magazine
Time Home Entertainment, Inc
2012-05-15

これですかねー。Amazonで買えるっぽい。
これはその大学1回のときの後期の英語の授業の教科書でした。
FOR KIDSとあるのでちびっ子用の本です。なので使われている英語もおそろしく簡単です。わたしこんなに英語得意だっけ〜って錯覚するほどスラスラ読めてしまいます。
(ちなみに写真の2012のほうは買っただけでほとんど使っていませんw)
アメリカの政治はこの教科書で覚えたようなもんだったので、いつでも確認できるようにアメリカにもこれは持ってきてます。これからもずっと手元に置いておきたい私にとっての英語のバイブルです。

中はこんな感じ。
photo 2-1
photo 3
こうやってポイントポイントごとにうまーくまとまってるから覚えやすいし、読みやすいし、ほんといい教科書でした。

その当時の英語の先生が大学生にこのちびっ子教科書を使わせた意図というのは、英語で知識をいれるということだったらしいです。アメリカの歴史や政治を英語で読んで勉強して知識として頭のなかに蓄えるということをしてほしかったそうです。そのときに簡単な英語を使えば読みやすいし、覚えやすい。そしてレベルが変われど頻出される政治や歴史の英単語は変わりませんから、それもついでに覚えてしまおうということ。

アメリカに留学をするのであればアメリカの政治や歴史が頭の中に入っていることはマストです。アメリカ人の学生は大学に入るまでにそれらを勉強してきているのです。だから大学の授業もそれがわかっていることベースで進んでいきます。(まあアメリカに関わらず、留学する国の歴史や政治経済がわかっていることはとても重要)
前にもブログに書きましたけど、日本人だから日本のことを知っておくのは大事です。でもそれはコミュニケーションツールにしかならないんです。単位を取っていい成績を修めるためには自分が留学する国のことをしっておかないといけません。(参照:これから留学する人が身につけておくべきこと Part 2

では簡単な英語を使った具体的な勉強法をみていきましょう。

ポイントとなるのは以下の3つです。
①教科書に日本語を書き込まない
②一つの教科書で知識を習得したら、他の文章なども読んでみる
③図式にしたりしてみる


ヘタレならヘタレなりにできるようになるために工夫して勉強しましょう。


①教科書に日本語を書き込まない

英語で勉強するので日本語は極力使わないようにしたいところです。でもやっぱ初めての分野だとわからいこともあるので、この記事でも説明したやり方で意味などを覚えて、あとは英語の表現や感覚を掴むことが大事であると思います。
1. まずはざっと文章を読む

馴染みがない分野だと最初は何が書かれているか分からないもんですが、まずはざっと読みます。
(ここでは時間はかけない)

2. 次は慎重に読む。分からない単語があればまずは和英辞典で調べて日本語のニュアンスを掴む

日本語で調べて、そこで類語が英語で思い浮かんだらテキストに直接書き込みます。
(テキストには日本語は極力書き込まないようにする)

3. 日本語で調べた分からない単語を電子辞書のジャンプ機能を使って英英辞典で調べてみる。

ここで分からない単語を英語で説明するとこういうふうになるのかっていう感覚を掴みます。
最初は英英辞典の英語すら分からないと思いますが、ここは慣れです。
英語は英語で覚えるって感じですかね。ついでにセットでよく使われる前置詞とかも覚えちゃう。
ちなみにオックスフォードの英英辞典の英語表記は少し難易度高いんで、最初はロングマンの英英辞典がおすすめです。わたしもずっとロングマンで調べていました。


(出典:英語を勉強するのに大事だと思うことをまとめてみた)
ここで大事にしたいのは英語の感覚を掴むことです。日本語と英語は全く違う言語ですから、英語独特の言い回しや表現があるんです。それを覚えてほしい。英訳したようなものを覚えるのではないです。だから辞書調べたあとの例文検索もできたら英語の辞書のがいいかもしれないです。
英語独特の言い回しや表現を覚えることができると、自分が書く英語の文章も少しネイティブに近づくことができますし、英字新聞などの英語のメディアもスラスラ読めるようになります。

教科書に日本語を書き込んでしまうと日本語で覚えてしまうので、自分が分かる英語の表現に置き換えてみたりするのがいいかなと思います。
photo 4
これは授業プリントなんですが、私はこんな感じでやってました。大事なとこをマーカーで引いたりですね。ポイントとなるとこを囲んだり。色は使いすぎないように気をつけてました。


②一つの教科書で知識を習得したら、他の文章なども読んでみる

このTIME FOR KIDSでアメリカの政治に関する知識を仕入れてから私はThe New York Timesなどの英語のメディアの政治欄を読むようにしていました。それか政治に関するドラマとか映画ですかね。
英語メディアは極力日本発のものは避けました。ネイティブが書いた英語にそのときはこだわっていたので。大学の図書館にも英字新聞はたくさんあったので図書館でも読んでましたし、あとはネットでも読むようにしていました。

映画に関してはこれを見てました。
キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX<特別編> [DVD]
リーズ・ウィザースプーン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2014-04-17

ハーバードのLaw Schoolを卒業したボストンの法律事務所に勤めるELLEがワシントンD.C.の下院(The House of Representatives)の知り合いの議員のスタッフになって動物実験反対の法案を作って認められるように奮闘する話です。(上院はThe Senate。下院は時々The Houseで省略されることがある。長いからねw) (ハーバードのLaw時代はキューティブロンド1です)

アメリカで法案を作成するのは下院の仕事です。こういったこともこの教科書で勉強しました。その学んだことを可視化させて実際の状況を覚えるとチャンスになるのが映画やドラマ、メディアの動画ですね。覚えた単語を確認する機会にもなります。法律ができてから大統領がサインをするまでの過程も教科書で勉強していたので、実際にはどんな感じの人が関わるのか、どんな会議が織りなされていくのかを映画で確認することができました。
一見難しそうですが、キューティブロンドはとっても愉快な映画なので楽しみながら覚えることができるかと。もちろん見るときは字幕を英語にしたりして日本語は排除する必要があります。

これはアウトプットの作業ですね。教科書で知識を仕入れるというインプットの作業をしたので、それを吐き出していくということをする必要があります。そうするとより知識が頭に定着していくのです。
このアウトプットの作業をしないとせっかく覚えたことをすぐに忘れてしまいます。何度も何度もやって覚えることが大事です。


③図式にしたりしてみる

これはおまけです。
歴史を勉強しているとどうしても地名が出てきます。それを略地図などをノートにざくっと書いてみるんです。そしたら私は覚えやすくなりました笑 あくまで私の感覚なので、個人差はありますw
photo 1
photo 2
こんな感じです。上の写真の地図は南北戦争の時にどのへんからが南部で、どこからが北部かなってのを確認するために書き出しました。文章で覚えるのもアリですが、私はこうやって絵にしたほうが覚えやすかったです。
下の地図はインディアンの迫害とミズーリ妥協?とかやったときのやつですね。詳しくは忘れてしまったのですが、どの辺に住んでたインディアンがどの辺へ強制移住させられたのかを矢印を使ったりして簡単に書いたものです。

私は地図が好きなので、地図でいろいろ覚えることが多かったです。何を勉強するにも地図って切っても切れない関係だと思うし、位置関係を把握してるだけで勉強の質も上がるので興味がある方はこれぜひ試してみてください。書くときはもちろん英語です!


まとめ


長くなりましたが、これが大学1回の後期の4ヶ月ずっとやってたことです。
ヘタレでザコなわたしにとっては英語も覚えられるし、アメリカの政治や歴史も勉強できるしってことで一石二鳥でした。
そしてこうやって政治とか歴史とか社会問題を勉強してたからど田舎のコミュニティカレッジに入ってから授業でこういうトピックが出てきても余裕でこなすことができたかなと思いました。この授業は選択式で選べるものだったから、ほんとこの英語の授業を受講してて心の底からよかったなと思いました。先生も厳しい方だったのでこれもよかったポイントです。R大学IR学部にいてよかった数少ないことの一つです。

このブログ(これから留学する人が身につけておくべきこと Part 2)でも書きましたが、留学する国のいろんな事情を把握しておくことはほんと大事です。それを簡単な英語を使って勉強してみるということをしてみませんか?