アメリカンまたたび

3年半のアメリカの大学生活を終えて日本に本帰国した23歳女の戯言

【留学】ポジティブにもネガティブにも両方に発想の転換ができることが大事だと思った


アメリカにいたらよく予想外なことが起きます。アメリカ人は適当な人が多いので、まあ当たり前のことと言ったら当たり前なのかもしれません。日本にも適当な人はいらっしゃると思いますが、それが国家レベルで起こっているんでしょうかね。だからといって常に適当ではなく、変なとこで厳しいのがアメリカという国なのかなと1年住んでて思うところです。

わたしも日本にいるころから適当な性格は治るメドもなく、アメリカに来てから悪化の一途を辿るだけです。まあ周りもみんな適当だから治さなくても自分の生活に支障は出てこないので別にいいかなと思ってます。

そんな適当な私でもやはり日本人ですから日本のきっちりしたシステムに慣れてしまってアメリカの超適当なシステムにしびれを切らしたことも渡米当初は多々ありました。そんな生活を1年やってきて大事だなと思うのはタイトルにも書いたとおり、ポジティブにもネガティブにも発想の転換ができるスキルです。それが私たちの生活をより良くするのではないかと最近思うようになりました。
要は一つの考えに固執されずにいろいろ柔軟に考えられるようになるということですね。

日本にいてよく見かけるのは、"これはこれだからこうならねばならない"と考えてしまっている人です。山ほどいますよね。他に考えることできないのかなと哀れに見えてきます。去年でしたか、NHKの大河ドラマで『八重の桜』というドラマがやっていました。私は最後まで見ていないのでどんな感じだったのかはわからないんですが、最初のころの八重が会津で少女時代を送るシーンで小さな子供たちが会津のスローガンを読み上げるシーンがよくありました。そこで「ならぬことはならぬ」という言葉があります。全部で7つあるそうです。
一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ
二、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ
三、虚言をいふ事はなりませぬ
四、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
五、弱い者をいぢめてはなりませぬ
六、戸外で物を食べてはなりませぬ
七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ

(http://yae-sakura.jp/aizuhaku/column01)
まあ古い考えた方ですし、今の時代にはあれ?と思うこともあるかもしれません。わたしがこれは今の時代にも通じると思うのは2-5です。他はあれ?ですね。
この会津の「ならぬことはならぬ」はあくまで例です。

たまに場合によっては"これはこれだからこうならねばならない"と決めつけてしまうことで事態が悪化することもあると私は思うんですよね。予期せぬことが起こるのがこの世の中です。だからそういったときにポジティブにもネガティブにも発想の転換ができることが大事なんじゃないでしょうか。

では実際にどんなスキルなのかを具体例を見ていきましょう。ここで用いる例はあくまでわたしが考えるものであって一概には言えないことだけを念頭において読んでいただけたら幸いです。

【ポジティブ】

ポジティブな例は●●は今はこうだけど、これこれこうすることによって今よりも状態がもっと良くなるのではないかと考えることですかね。
こうやって書くと当たり前だし普通のことだと思うかもしれませんが、これを常に考えるんです。いかなるときにでも考えるんです。
そしてその人の思考回路によって考え方は様々です。この考え方の違いがとても興味深いですよね。一つのことをどのレベルまであげることができるかがこの"ポジティブ"のスキルの肝だと思います。

例えば電車の乗り換えですかね。東京とか大阪はJRに加えてたくさんの私鉄や地下鉄が走っています。だから乗り換えの方法も様々です。普通ならもともと自分が乗り馴れているルートで行くと思いますが、突然目的地が変わった時やより安いルートが見つかった時に対処できる能力がこの"ポジティブ"のスキルだと思います。
私は京都にいたころ京阪に乗って天満橋に行かなきゃいけないときがありました。しかし枚方を過ぎたころだったか、いきなり待ち合わせ場所が天満に変わったことがあったんです。当時の私は関西に来て半年やそこらのヒヨコでしたから大阪の交通事情がろくにわかっていません。だんだん慣れてはきた頃でしたが、やはり東京のように頭の中で路線図をめぐらすことができません。(てかスマホで路線図ググればよかったのにw)
そこでどうしたら時間内にどうやっていけるのかを考えたら環状線が頭に浮かんだんですよね。
「おお!このまま京橋まで出たら環状線に乗り換えて1本で天満までいけるぞ!」という決断を下すことができました。天満といえば大阪駅から行くイメージしかなかったものですからそのイメージに固執したままでしたら淀屋橋まで出て、御堂筋線に乗って梅田まで出て…みたいな遠回りをしていたかもしれません。こういった発想の転換を瞬時にできたことはよかったと思います。

あとこないだ聞いた話だと大学進学に関してですね。私がだいぶ前にこんな記事(浪人したくなくてもしなきゃいけなくなったら、アメリカのコミュカレに来てもいいんじゃないかなと思った件について)を書きましたが、これをほんとにやっていた人に出会ったんです。彼はわたしと同い年で、受験生時代は関西の国立大学に行きたかったけどできなくて、でも留学することはぼちぼち考えていたそうです。それで浪人が決まった瞬間から留学をしようと決めて、その年の5月ごろには語学学校へ留学し、今ではユタ州の大学へ通っているそうです。わたしはこういう方法もいいなあって思ってブログを書いたので、ほんとにやってる人がいるとは思いませんでした。これもポジティブな発想の転換の一つだと思います。

ゆえにこの"ポジティブ"のスキルは今ある状態を楽によくするにはどうしたらいいかを考え抜くことだと思っています。

【ネガティブ】

ネガティブには考えるなってよく言いますけど、時には最悪な事態を想定することはとても大事なことだと思います。まあ世の中最悪な事態を想定して備えたときほど通常運行で、なにも考えていなかったときほど最悪なことが起きるんだと思うんですよね笑

わたしがアメリカに来てから日常レベルでやってるネガティブな発想の転換は飛行機を予約するときです。特にアメリカだと飛行機が時間通りに予定通りのゲートから飛ぶことのほうが寒気がして気持ち悪いんで乗り継ぎをまたぐときはすべて2〜3時間以上の乗り継ぎ時間をチケットを予約する際に確保するようにしています。これは国内線のときで、国際線のときは税関審査などがあるのでもっと余裕を持たせます。乗る予定の飛行機が時間通りに出なくて、次の飛行機に乗れなくなるということは日常茶飯事です。なのでこの件に関しては常に最悪の状態を仮定して予定を組む必要があります。まあ乗り遅れても次の飛行機待てばいい話ですけど、1日に数本しか出てない便だと大変なので最初から想定しておくんです。

アメリカの飛行機事情に慣れている方でしたら、こういうことは条件反射レベルでこなせることかと思いますが、日本のオンタイムパラダイスが当たり前だと思っている方でしたらパニックになりかねない事象の一つだと思います。

飛行機だけじゃなくても予想外なことは多発するのがアメリカです。他の国でもこういうことはあるかもしれないです。そう考えたら日本ってなんて素晴らしいんだって思いますけど、この適当システムに慣れた身としては日本のオンタイムパラダイスが若干気味悪く感じてくるものですね。だからどんなときにでも最悪な事態は予測しておくんです。その方が最悪な事態が起きたときの心のダメージは軽く済むでしょうし、起きなかったら起きなかったでハッピーじゃないですか。

【まとめ】

留学しててアメリカで生活する上で大事だなと思ったのはこの辺です。日本で電車が数分遅れただけでブチ切れるような人はアメリカはとても生活しにくい国なんだろうなあって思います。