アメリカンまたたび

3年半のアメリカの大学生活を終えて日本に本帰国した23歳女の戯言

アメリカ日本食事情を社会問題の視点から


約一ヶ月前からアパート暮らしをしております。
(それまではホームステイをしていました。諸事情により出ました。ホームステイ・アパート事情などは回を改めて書きます。)
アパートに暮らすようになってから料理をすることが増え、スーパーでも積極的に買い物するようになりました。

日本にいた頃も、一人暮らしをしていたのですが、見事に料理などせず、一年間に炊飯器を使った回数は5回というね。。。

アメリカは日本のスーパーのようにクオリティの高いお惣菜なども売っていないですし、簡単に調理の出来るものを食すことで肥満に繋がるので、きちんと自炊をしています。

そこでアメリカのスーパーに行って、買い物をすることで思ったことを軽く書き出していきます。
前にもTwitterでだらだら書いたんですが、ここできちんと考えをまとめたいと思います。

私が今、住んでいるところはカリフォルニア州なんですが、とっても田舎です。
「西海岸」をイメージしないでください。海じゃなくて、草原があります。
内陸ですね。ええ。

そんなとっても田舎な私が住んでいる町なんですが、郡(county)に2つの大学があるので、留学生がとても多いです。

ゆえに、日本人も多いです。

そして治安がものすごくいいところです。

このような予備知識を踏まえたうえで、これから書く日本食事情について読んで貰えたらとおもいます。



まず、今日私がスーパーで買い物をした際に撮影した画像をご覧ください。 30
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このスーパーはこの町で一番安いスーパーです。他にも高級スーパーやオーガニックスーパーなどもあります。
ここから見られるように、基本的な日本食は手に入ります。
なので、日本食が恋しくなることも皆無に等しいかと。(自分で調理をする場合のみ)
ただやはり、日本人が多いと言えどもここはアメリカなのでアメリカ人の口に合わせて作られています。
もちろん表記はMade in U.S.Aですね。
アメリカ人は基本的に塩辛いものが嫌いだそうなので、アメリカンな食事は基本薄味です。わたしが前に一緒に住んでたアメリカ人ホストマザーは塩を使わない人でした。

このスーパーじゃないところでもこういった日本食は手に入ります。(ここよりも種類が豊富かも)

ここで私が思ったのは、貧困率と肥満率と日本食の関連性です。 まずはこのグラフを。 47
ソース:Prevalence of Obesity in the United States, 2009–2010
2009年から2010年と、少し古くなるんですが、アメリカにおける肥満のデータです。
わたしもこのグラフを見て初めて知ったんですが、60歳以上のお年寄りの肥満率が他の年代よりも高いんですねえ。
アメリカ合衆国の1/3の大人が肥満だということがわかるデータです。
そして州ごとの統計。
obesity-usa
ソース:TreeHugger
そしてこちらが貧困率のデータ。
2008PovertyCountiesMap528
ソース:DAILY YONDER
色が赤くなればなるほど貧困率が高く、緑になるにつれて低くなり、白いところはurban countiesとあるように都会のところを指しています。(私が住んでる所、ど田舎なのに白く表示されてる…) なんとなく、この地図を見るとアメリカ大統領選の民主党と共和党の支持州の色分けを連想させられる…。
そしてこの記事には更に興味深いデータが。

50povertylowest
貧困率が低い郡をまとめた表です。ソースは上記同様。

50highestpoverty
そして貧困率が高い郡。
実際の貧困率の数が具体的にわかります。

貧困率が低い郡をだーっと見るとVA(バージニア)が結構多いかなと。MN(ミネソタ)も多いですね。
そして高い郡。MS(ミシシッピ)、TX(テキサス)が多いですかねえ。南部の州ですね。

肥満率・貧困率の地図を見ると、肥満率が高い州は貧困率も高いということが分かります。(必ずしも一致しない州もあり)

そんではこれらの事実を踏まえたうえで、日本食の話に戻します。

アメリカで日本食やアジアン系専門のスーパーを探すとしたら必然的に都会に行かざるを得ないです。 もしかしたら田舎でもあるかもしれませんが。
Google Mapでasian shopと検索。
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そしてこちらがJapanese supermarketです。 11
まあ都会に集中していますよね。
ただ、やはり貧困率が高い地域にはないんじゃないかっていうことに気付くんです。
(ジャパニーズスーパー、中西部には見事になし)

実際足を運んで調べたわけではないので、詳しいことはわかりません。
全米の社会問題である貧困や肥満などの視点からアメリカの日本食事情について考えてみるのも面白いなと思い、今回のエントリとさせていただきました。
私が今回言いたかったことを簡単にまとめると、
日本食はヘルシーだから、健康志向が強い人に好まれる食事なのではないかと思います。
逆に、肥満に繋がるのはハイカロリーなファストフードや調理に時間がかからない冷凍食品などを食すことです。
なので肥満率が低い州・都市ほど日本食などのアジアンでヘルシーな食事が好まれるんじゃないかと思い、ジャパニーズスーパーの数をGoogleMapで数を表示した次第です。
もちろん在米の日本人・アジア人の多い少ないも関係すると思いますが。
実際にその州や都市に足を運んで調査したわけではないので、、、あくまでネットで調べたことのまとめになります。
いつかきちんとフィールドワークしてみるのも面白いですね。

ちなみに、都会に行くと日本にいるんじゃないかと錯覚しそうなジャパニーズスーパーがあるんですねえ。

いいなあ。

では今日はこのへんで。