アメリカンまたたび

3年半のアメリカの大学生活を終えて日本に本帰国した23歳女の戯言

【留学】アメリカと日本の大学の履修登録方法(クラス登録)の違い

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今日はアメリカの大学・カレッジの履修登録方法について書きます。

今の時期だとセメスター制の大学やカレッジに通っているアメリカの学生は履修登録シーズンかと思います。
日本の大学だと学期が始まってから行うところが多いと思いますし、わたしが一時期通っていたR大学も学期始めでした。
しかしアメリカでは学期が始まる2ヶ月から4ヶ月くらい前に行われるのが普通です。クォーター制の仕組みは分かりませんが、セメスター制だと・・・
・春学期(1月末から5月末まで)の履修登録時期:10月後半から11月前半
・秋学期(8月末から12月上旬〜中旬)の履修登録時期:3月後半から4月後半

になります。
なので次の学期に取る授業を考えるのは登録が始まる1ヶ月くらい前からということになります。

ここで日本の大学とアメリカの大学の履修登録で決定的に違う大きな違いについて。
①自分で勝手に履修要項を読んだりして授業を決めることができない
②履修登録開始の日時は単位数やステータスによって変わってくる

です。

①自分で勝手に履修要項を読んだりして授業を決めることができない

アメリカの大学にはアカデミックカウンセラーという人が常時います。日本で"カウンセラー"と聞くと精神的なことを相談するようなイメージがあると思います。アメリカにももちろん精神的なこと、生活のことを相談するカウンセラーもいますが、学問の相談をする専任のカウンセラーもいるのです。

履修が始まる前に自分のカウンセラーと相談して履修する授業を決めないと、授業登録すらできません。大学の自分のアカウントページから授業登録を行いますが、カウンセラーと相談しないとその授業登録のページにロックがかかっているんです。わたしの大学(SUNY Albany)ではAVNと呼ばれる5桁の番号を入力することになってます。その番号はカウンセラーと相談しないともらえない番号です。

カウンセラーと相談するとき、こういう紙に授業の予定などを書き込みながらどんな授業を自分は取るべきなのかを教えてもらえます。
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わたしは専攻をジャーナリズム、副専攻を情報科学にしたので、2人のカウンセラーのところへ行きました。わたしの大学では専攻それぞれに専門のカウンセラーがいます。Department(日本でいうところの学部にあたるもの)それぞれに専任カウンセラーが数人必ずいます。なので情報科学のカウンセラーにジャーナリズムの相談はできませんし、逆も然りです。専門のカウンセラーから具体的なアドバイスがもらえるのは、これは大学に来てよかったなと思うポイントですね。

上記の写真の紙は、どこまで一般教養のクラスを取ったのか、次に取るクラスはこれらがいいというものを書き残してくれるものです。上のピンクの紙はジャーナリズムのやつなんですけど、これには卒業までのそれぞれの学期でジャーナリズムの学位を取得するのに取らないといけない授業を明確化してあります。2015年の春学期は100と225の授業、2016年の秋学期は490Z・400の授業、という感じです。
こんな感じで卒業までの授業スケジュールを組むのです。

※補足:アメリカでは授業は番号で判断することがほとんど。番号でレベルが分かるんです。100番台は1年生向けや一般教養の授業、200番台は2年生向け、300番台は3年生向け、400番台は4年生向けなど。番号が大きくなるごとに難易度も増していきます。そして難しい授業だととくにRequirementと呼ばれる、その授業を取る前に取らないといけない授業があります。その授業を取らないと難しい授業にはついていけないよってことです。

②履修登録開始の日時は単位数やステータスによって変わってくる

履修登録ができる日時は人によって大きく変わってきます。日本の大学だと一斉に始まると思うんですけど、アメリカだと予約制です。
わたしの場合ですと学校の自分のアカウントページにあるWhen Can I Enroll?というページを開いて自分がいつ履修登録ができるのかを確認します。
29 AM
わたしは11月4日の朝の9:00から始まります。

これは取得している単位数によって変わってくるんです。持っている単位が多い4年生や3年生だともう既に始まっていますし、単位がまだ少ない1年生や2年生はまだまだ後です。わたしは編入生で単位が少しあるから真ん中あたりらしいですね。

あと前のカレッジだと留学生というステータスで一番最後の予約っていうこともありました。留学生で立命の単位も移行していなかったので。。

補足:アメリカの大学のクラスには定員があります。それぞれのクラスで登録できるのは何人までと決まっているんです。
42 PM
上記の写真はわたしの大学の授業検索の例です。これはジャーナリズムのクラスの情報です。
①のSeats remaining as of last updateはあと何人登録できるよ、ってことで、
②のSpecial RestrictionのSeats Remaining forとあるのはどのステータスには何人登録できるかを示しています。
この場合は2015年の編入生には6つ、他の学生には31席、ということになります。このようにかなり厳密に決められています。
なので授業登録の予約が後の方だと希望の授業が登録できなかった、ということも出てきます。
そういうときはWait Listと呼ばれる、要は車の教習所のキャンセル待ちみたいなのに自分の名前を登録し、クラスをドロップした人が出てくるのを待つか、それとも教授によってはWait Listの最初の方に名前がある人はクラスに入れてくれるってこともあります。
または教授に直々に交渉ですね。どうしてもあなたのクラスが取りたいとメールなりオフィス訪問なりするんですね。

とまあこんな感じです。アメリカの大学生にとって履修登録は一大イベントだと思います。

で、わたしが来学期に取る授業はこんな感じです。
FullSizeRender
見にくいかもしれませんが…。拡大してください…。
ジャーナリズムのクラス二つと、情報科学のクラス二つ、あと一般教養一つの予定です。
何個もクラスが書いてあるのは、先生の評判がわからないので時間が許す限り実際にクラスを見に行ってから決めようということです。
院生が先生ということもあるため、ratemyprofで先生検索しても出てこないんですよね。
まあわたしが取る授業なんて誰も興味ないと思うのでこの辺で。

履修登録に関する英単語
・履修登録:class registration (or class enrollment)
・授業追加:add class(es)
・授業辞退:drop class(es)
・曜日の表記:M...Mondayと曜日の頭文字で表記。MWはMonday and Wednesdayで、TTHはTuesday and Thursdayになる
・時間割:class schedule
・成績:grade

ではこんな感じで。

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