アメリカンまたたび

3年半のアメリカの大学生活を終えて日本に本帰国した23歳女の戯言

某海外への移住推奨番組に見る、日本人の平和ボケ

よく姉とLINEで電話してます。とある二人の会話。

姉「ねーねー、海外行きたい。海外住みたい。移住しちゃっていいかな?!」

わたし「はぁ?おめえ何考えてんだよ。ばっかじゃねーの。英語話せないのにどうやって生活していくと思ってんだよ。どんな世界だと思ってんだよ。」

姉「まあウーマン・オン・ザ・プラネットみたいなもんでしょ。」

なんかもうこの言葉を聞いた瞬間に、あの番組をガチで信じている人がいるのかと思うと、なんも言えなくなりましたね。どんだけ頭の中がたるんでるんだろうってこと。

あの番組、最初は面白いかなって思って見ていたんですが、なにをしたいのかまったく分からない上に、海外って素晴らしいの一本ばりでどこも面白いぶぶんが見いだせず、途中から見なくなった。

なんか思うんですよ、そもそも強い気持ちを持って海外に出て、挑戦してる人はTVの取材なんか受けないじゃないですかね。忙しくてテレビ局の人をかまってるそんな暇はないだろうし。

あの番組が言いたいことって次のようなことだと思うんです

・女の子に人気の街に移住する人を追って海外に住むとこんなに素晴らしいことがあるんだよ〜っていうところを全面に押し出し、女の子の頭の中を洗脳し、視聴率を稼ぐ。(そのわりに視聴率はそこまでの様子だけど

・海外に移住することはとても簡単。あなたでもできますよ。

・とにかく「おしゃれ」を全面に出したい。(つうかあの番組に出てくる国って欧州と北米・豪ぐらいだよなあ)

あの番組にでる人は別にまあいいんですよ。どこに行こうがその人の自由だし。
ただあの番組の演出が気に食わないですね〜。


ウーマン・オン・ザ・プラネット 2012/10/13 Women on the... by japaneseTV


ウーマン・オン・ザ・プラネット 2012/10/20 Women on the... by japaneseTV

例えば、これの次回予告に「夢を叶えるための必要な資金とは」とか言ってるけどさ、夢なんか人それぞれだし、国やその土地によって物価も驚くほど違うんだから一概に言うんじゃねーよって思います。抽象的すぎる。まあ例としてイタリアとバンクーバーが出てるわけだけど。そもそもそんなの人それぞれだから、自分で調べるべきだってこと。エージェントなんか使わないで。

日本の外を「海外」と一括りにして、全てを普遍的に語っているんじゃないでしょうか。

それにさ、現地で働けば生活費くらいはどうにかなりますよ〜とか言ってるけど、ビザどうすんのかね。語学学校に行くビザで働けるのだろうか。
ビザのこととか何も言ってないから、すごい不思議に思った。
カナダのワーホリや学生ビザについてはこちらをどうぞ。

まあ気をつけないといけないこととか、悪い所を紹介しても番組にならないですからね。

どうでもいいけど。

でもこれ以上ポジティブな面ばっかり放送しないで、海外移住する上で気をつけないといけないことを全面的に出しながら、それらを踏まえて素晴らしいこともあるってことを紹介すりゃいいと思うんです。

あれを見て「あーなんておしゃれなの♡」「わたしもニューヨークに行きたい♡」って番組に触発されて、思って、簡単な気持ちで行って、酷い目に遭う前にしっかり準備をすることが大事だと思います。

偉そうなこと言いましたが、次のエントリにでも私がアメリカに来ようと思った理由でも書こうと思います。