アメリカンまたたび

3年半のアメリカの大学生活を終えて日本に本帰国した23歳女の戯言

英語を勉強するのに大事だと思うことをまとめてみた

わたしの経験談もいろいろ含んじゃう感じになりますが、日本人がよくやる英語の勉強方法でこれは時間の無駄なんじゃないかって思うようなこととかいろいろ含めて書いていきます。

私は渡米当初は英語運用能力が日本でちょいちょい勉強してたわりに壊滅的で毎日泣いてましたが、今では日常生活や授業では困らない程度にはなりました。

今回のブログでは、
・日本人がよくやりがちなこの勉強方法は時間の無駄なんじゃないか
・わたしがこの5ヶ月間やってきてよかったとおもうこと
・英語の基礎力を底上げするのに必要だと思うこと
を中心に書いていこうと思います。

わたしは帰国子女でもなければ、田舎の公立の中学校で英語を勉強し始めた普通の日本人ですからいろいろ試行錯誤はしましたが、こうやって英語を使わざるを得ない環境に来ていくらかは強くなれた気がします。
(高校は英語に力を入れてるクラスにいたわりには世界史に溺れてたんで、この有様…)


・日本人がよくやりがちなこの勉強方法は時間の無駄なんじゃないか


よく本屋さんの語学書コーナーに行けば単語帳が山積みになってます。
ボキャブラリーを増やそうと単語帳を使ってひたすら単語を覚える人も少なくないんじゃないかと思います。
大学受験ではボロボロの単語帳がお守りみたいな風潮も一部でありますしね。

でも単語帳ってすんごい効率の悪い参考書だと思うんです。
実際英語を使うときって文脈が大事になってきます、前後の関わりとか。それで突発的に一つ一つ単語を覚えても、いざ英語を使って話すときや文章を書く時にこんがらがるだけなんじゃないかと。

だったら文章を読みながら、その都度わからない単語は調べるってやっていった方が効率がいいじゃないですか。
前後の関わり合いも理解できるようになるし、こういった内容のときにこういう単語はよく使われるのかっていうのがわかるようになりますし。
その分野に関するいろんな種類の文章を読めば、その分野でよく使われる単語も分かります。そしてリーディング力も上がります。
なのでわたしはいつも文章を読んで単語を覚えるようにしています。

例えばTOEFLで生物に関する文章を読んだとします。生物にも専門的な単語はたくさん出てくるから、最初は辛いと思います。そこで読み進めながら分からない単語をピックアップして、調べて、また文章を読んでいくっていうのを毎日繰り返せばおのずと単語も理解しやすくなってくると思います。


・わたしがこの5ヶ月間やってきてよかったとおもうこと


わたしはこれまで世界史とか国際関係学とか人文系の学問にしか触れてこなかったので、こっちに来てから心理学や精神医学といった違う学問の英文を触れることによって最初はいろいろ戸惑いました。

そこで始めた一つのやり方が結構効果的だったので紹介します。

1. まずはざっと文章を読む


馴染みがない分野だと最初は何が書かれているか分からないもんですが、まずはざっと読みます。
(ここでは時間はかけない)

2. 次は慎重に読む。分からない単語があればまずは和英辞典で調べて日本語のニュアンスを掴む


日本語で調べて、そこで類語が英語で思い浮かんだらテキストに直接書き込みます。
(テキストには日本語は極力書き込まないようにする)

3. 日本語で調べた分からない単語を電子辞書のジャンプ機能を使って英英辞典で調べてみる。


ここで分からない単語を英語で説明するとこういうふうになるのかっていう感覚を掴みます。
最初は英英辞典の英語すら分からないと思いますが、ここは慣れです。
英語は英語で覚えるって感じですかね。ついでにセットでよく使われる前置詞とかも覚えちゃう。
ちなみにオックスフォードの英英辞典の英語表記は少し難易度高いんで、最初はロングマンの英英辞典がおすすめです。わたしもずっとロングマンで調べていました。

この3つのステップを毎回繰り返していたらだいぶその分野の英語は読めるようになるんじゃないかと思います。何事も継続しないと意味がないです。

専門用語などはGoogleで検索かけて調べます。そこでEncyclopediaとか使って背景知識も身につけます。
基礎知識や背景知識があるのとないのとでは英語の理解度も雲泥の差です。積極的に背景知識を仕入れることはとても大事なことだと思います。

そんで大体の意味が分かってきたら、テキストの余白に要約とかも書いちゃいます。

34 PM

これは私が今学期使ってた英語の教科書なんですが、白く囲んだ感じですかね。
英語の先生がどんどん余白に要約や意味を書き込めって言う人だったので、まあそれに影響されたんですかね。
ちなみにこれは薬物実験に関する文章でした。

これらのステップを繰り返して、文章を何回も何回も読んでいたら最初は意味不明な心理学や精神医学や薬物実験もすんなり読めてくるようになって、面白ささえ見いだして自分なりの提案や意見とかもぽんぽか浮かんでくるようになりました。
他の授業の教科書もおそろしく簡単に読めるようになったりね。効果はあるのかもしれないです。

興味がある方はぜひお試しを。


・英語の基礎力を底上げするために必要だと思うこと

これはもう次のサイト通りなんじゃないかと思いますね…。

エリート層の英語力不足 - Togetter

日本人に必要な英語のレベル - 松井博(BLOGOS)

まずは日本語がどうにかなんないとどうにもなることじゃないと私も思いますね…。

わたしもそれなりに英語でエッセイ書くことには自信がありますが、これは高校生の頃に現代文の先生に徹底的に論文を書くスキルを叩き込まれて、何回も何回もダメ出しをくらい、半泣きになりながら文章を書きまくった経験が大きいんじゃないかと思っています。

日本語でなんも文章が書けなかったら、英語で書けるようになるはずないと思いますよね。

前述の2つのリンク先にある意見同様に、日本語でいいから文章をきちんと書けるようになって、ロジカルに考えられるようになるっていうことが大事なんじゃないでしょうか。

前にも、渡米5ヶ月経ち、学期が終わるにつれて思うことで書きましたが、

こういうことは日本の学校教育ではなされないんじゃないかって思いがちなんですが、私は高校のときにがちがちに仕込まれました。だからアメリカに来ても、普通にこなすことが出来、あなたのエッセイは素晴らしいって先生たちに褒めてもらえるんだなって思った。

あのころは自分の意見を書くという習慣がないうえに、そういった経験をしてこなかったんですごく辛かったのを覚えています。「ゆうきの文章は説明であって、意見じゃない」って耳が痛くなるほど現代文の先生に指摘され、何度も何度も文章を書いたのを思い出しました。
そして、その時に何度も何度も呪文のように叩き込まれたことは、「非人間的に考えなさい」ってこと。自分の感情を徹して、「非人間的」に考えて文章を書きなさいと。

「非人間的」って言うのは、なんでそうなったのか、時代背景はどうなのか、どういった人が絡んで、どういう風になって、はい、あなたはこの結果どう思うのかってこと。
こうやって考える習慣がついてのも、アメリカに来て役に立ったスキルの一つ。まさに感情を廃して、自分の意見をCriticalに述べることが求められるので。
こういうことをも日常的に訓練していくのも大事なんじゃないですかね。

学校でできないんなら、自分でやればいい。

ボキャブラリーを増やす、文法をちゃんと覚えるだけが「英語を勉強する」じゃないと思います。

英語を使って表現する内容次第ですよね。
同時進行でやって鍛えていくのがいいと思います。
わたしもまだまだ勉強中の身なので、精進していきます。


まあいろいろごたごた書きましたが、私が言いたいことはこんな感じです。

英語の力も、目標も人それぞれですが、最後に書いたことなんかは日本語を使って生活していく上でも身につけておいて損することではないと思うので、興味があるかたは試してみてください。