アメリカンまたたび

3年半のアメリカの大学生活を終えて日本に本帰国した23歳女の戯言

アメリカドラマに見る貧富の差


中学生のころから海外ドラマや映画が大好きで、今ではアメリカに住み始めたのをいいことにアメリカ版のComplete Boxとか買っちゃって休みの日は四六時中DVDに明け暮れ、引きこもり留学生活をエンジョイしておいります(現在は日本に一時帰国中)。

アメリカの貧富の差が激しいのは常識となりつつある事実でありますが、実際アメリカ人ってどんな価値観してるんだってことはアメリカ人と関わらない限り分からないと思います。

そんなときに持ってこいなのがアメリカドラマ。私のお気に入りをぼちぼち紹介しつつ、そこで描かれているアメリカ人の価値観に焦点を当てて貧富の差について議論を展開していこうと思います。

私はあんまり広く浅く海外ドラマを好むタイプではなく、気に入った物をエンドレスで見るタイプでございます。

ここで紹介するドラマは以下の2つ。

【Gilmore girls】


Gilmore Girls: Complete First Season [DVD] [Import]
Lauren Graham
WB Television Network, The
2004-05-04


これは米国北東部にあるコネチカット州(NY州の北ですね。Yale大学とかある州です)に住む16歳で出産したローレライとその娘のローリーが繰り広げるハートフルコメディ。
とにかくアメリカンジョークのオンパレードですので、アメリカンジョークを勉強したいという人にはもってこいのドラマだと思います。ただ英語がかなり早口でごにょごにょしているので、慣れるまでが大変ですがチャレンジしたい人は頑張ってください。
ちなみにSeason7まであるんですが、おそらく日本ではSeason2までしかDVD販売されていないんですよね。ケーブルTVのLaLaTVでは最後までやっていました。わたしはアメリカでばっちり全部買いました。

【The OC】


The OC 〈ファースト〉セット1 [DVD]
ミーシャ・バートン
ワーナー・ホーム・ビデオ
2008-11-05


これは一時期CanCamでもフィーチャーされてたんで、知っている人も多いと思います。主役はミーシャ・バートン。可愛いよね。
知らない方のために簡単にあらすじを紹介。
OCはカリフォルニア州にあるOrange Countyの略です。Countyは日本でいうところの郡にあたります。
チノという貧しい地域で育った男の子、ライアンは窃盗をきっかけにとある弁護士の世話になり、その弁護士の家族と住むようになる。その弁護士の名はサンディ。彼はOrange Countyの高級住宅地に住んでおり、隣人にはミーシャバートン演じるマリッサ。ライアンとマリッサの恋模様や周りの登場人物がおりなす展開にも注目できるドラマです。


上記の2つのドラマに共通して見られるのは、前述のとおり貧富の差です。

・Gilmore girls→そこまではっきりした貧富の差は出ないが、ローレライの実家は超がつく金持ちなためにアメリカの金持ちってこんな思考回路なんだ〜っていうのはよく分かります。
今回はそこにフォーカスしたいと思います。

・The OC→ライアンは貧困街の出で、いきなり高級住宅街に住むようになります。Season 1には貧困街の様子も出てきます。


では前置きもこの辺にして、以下のようなポイントで海外ドラマからアメリカの貧富の差について考えたいと思います。

・Gilmore girlsにみる、食事における価値観の差
・The OCにみる、街や家の見た目の差

※一概に言えないテーマであることは重々承知でございます。
それではいきますか。

【Gilmore girlsにみる、食事における価値観の差】


ローレライとローリーは金曜ディナーと題された、ローレライの実家で行われるディナーに毎週金曜日行きます。
メンバーはローレライとローリーとローレライの両親であるエミリーとリチャード。
金曜ディナーが催される理由は爺さんと婆さんがローリーの学費を払っているために、そのために毎週顔を出しているっていうこと。ローレライは両親を毛嫌いしてるので、こういう理由がないと実家に足を運ぶこともありません。

ここで出てくる食事がこれまたスゴいんですよ。まあ詳しい料理の名前は今思いつきませんが、まずはお酒を飲み、それから前菜、メイン、とかとか最後にはデザート。家には住み込みのメイドさんがいて、メイドさんがすべて用意をしてくれます。
たまにローリーがピザを祖父母に差し出すシーンがあるんですが、婆さんのエミリーはこんなの食い物じゃない見たいな顔と発言が見受けられます。ピザは食い物じゃないようです。ははは。

そもそもアメリカではファストフード(ピザも含まれるかもね)は貧乏人の食べ物という価値観があるので、ファストフード店には金持ちは行きません。
ファストフードなんか行かなくても、家にいればメイドさんが食事を用意してくれるわけですしね。
まあメイドさんがいるのは究極の金持ちと言う感じがするけど。
サンディエゴにいたころよくサラダを食べにJack in the Boxに行ってたんですが、店にいる客でこの人金持ちって感じの人はいなかったですね。

そしてスーパーにもランクがあります。日本で言うと、安売りばっかしてるスーパーと成城石井的な。
私が住むカリフォルニアの田舎町には3種類のスーパーがありますが、安いスーパーと高いスーパーでは3倍くらいの値段の差があります。置いてある品物もオーガニックとかで差がありますねえ。客の見た目もかなり違う。高級スーパーは痩せた人が多い。

関連記事アメリカ日本食事情を社会問題の視点から - yucky blog
関連リンクFood Deserts Leave Many Americans High and Dry - SCIENTIFIC AMERICAN

【The OCにみる、街や家の見た目の差】

実際の様子なんかはドラマを見ていただきたいと思いますが、写真を検索したらいい感じに隣り合わせで写真が出てきたので載せます。

27 PM

左:http://p.tl/--lx →ライアンが世話になる弁護士の家
右:http://www.seeing-stars.com/OC/AtwoodChinoHouse.shtml →ライアンの地元のChinoという町

まあこれで一目瞭然ですよね。
アメリカも日本と同様に高級住宅地はうじゃうじゃあるわけですし、それと比例して貧しい地域もあるわけです。
金持ちが多いところは家の規模や見た目はもちろん、庭や芝の手入れがきちんと行き届いていたりといろいろ見るポイントはあります。

ドラマを見たらよくわかるので、説明は割愛させてください…。

関連リンク
・The O.C. Wikipedia 日本語版英語版
関連記事
米国の物価と留学生お部屋事情 - yucky blog
Consumer Spending: How Much Of Their Income Do Poor And Rich American Families Spend On Housing, Education, Healthcare, Food And Transportation? [Infographic] - INTERNATIONAL BUSINESS TIMES
→この記事中の画像は家だけにフォーカスしてるわけではないんですが、なかなか面白い分析してます。


総括として、アメリカドラマはアメリカの社会事情のリアルな面を見るのにもってこいってわけです。
現実離れしたものも多いわけですが、こうやって両面を見ることができるものもたくさんあります。
興味ある方は開拓していってみてください。