アメリカンまたたび

3年半のアメリカの大学生活を終えて日本に本帰国した23歳女の戯言

毎年サマータイムが終わる時期になると思い出す、留学中の死にたくなった経験

さっきふとカレンダー見ていたら、今年は11月5日がサマータイム終了なんだってことを知りました。時間が1時間戻るやつですね。カリフォルニアとNYにいた頃毎年経験していたものです。この日を境に、夜暗くなるのが 早くなるんだよね。まあ当たり前のことだけどさ。

このDaylight Saving Time Endの日はすごく嫌な思い出があるんですよね。2014年、今から3年前のことです。

この時はわたしはNYの大学に編入して1セメスター目。

同室のアメリカ人ルームメイトと冷戦を繰り広げていた頃だ。ルームメイトが音楽かけたまま寝たり、テレビを四六時中つけていたり、とりあえずうるさかった。わたしはそれについて何も言えなかった。これが彼女のライフスタイルなんだと思ったし、それを受け入れないといけないんだと思っていた。まあ今のわたしなら即黙れって言うけどね。あの頃はビビっていたんですよ。

そんで毎日12時とか1時過ぎまで図書館でシクシク泣いて、課題やって、そんでクッソ寒いキャンパスをシクシク歩いて寮に帰っていたあの頃ですよ。

Daylight Saving Time Endの週末は、ルームメイトが友達を連れてくるとか言って、友達2人がわたしたちの部屋に泊まることになっていた。まあ別に泊まることについてはどうでもいいと思っていた。だからテキストきた時はあっさり承諾したわけです。

友達宿泊の初日は外にパーティかなんかで出かけていたルームメイト。わたしは平和な夜を手にした。

しかし事件は2日目に起きた。前日に外出かけていたルームメイトだから、この日もどうせ出かけているんだろうと思って、学生ラウンジを10時過ぎに出た。いつもは日付変わってからもいるから、この日はわたしにとってだいぶ早い帰宅だった。

そんで部屋に帰宅すると、Common Spaceで他のスイートメイトたちが彼氏たちを連れ込んでトランプをやっていた。まあそれはどうでもよかった。しかし部屋に入ると、ルームメイトが絶賛パーティ中だった。

パーティ。わたしも生活しないといけない部屋でパーティですよ。音楽を爆音でかけて、ライトをチカチカ照らして、もうこの情景を見ただけでわたしは絶望した。ただゆっくりしたかった。でもできない。その場から逃げ出したいという発想しかなかった。わたしは部屋を出て、いつもいる寮の入り口のそぐそばにあるソファに行った。そこで時間を潰した。

この日はDaylight Saving Time Endの日。使える時間が1時間増える。つまりルームメイトたちのパーティも1時間増える。そういうことだ。わたしは寮の入り口のソファで鍵を持っていない人のためにドアを開けてあげたり、ツイッターで愚痴りながら時間の経過をただただ待った。iPhoneの時計が2時になる瞬間に、1時に時計が戻るのを見て絶望した。

編入してすぐの学期だったし、頼れる友達も彼氏もいなかった。

だけどずっと寮のソファにいると、別のルームメイトに心配されたことがあったから、心配かけたらいけないと思って、キャンパスの学生ラウンジにいくかと思って、氷点下の極寒のキャンパスを放浪した。しかし夜遅すぎて、ラウンジは閉まっていた。わたしは絶望だった。図書館も土曜は夜8時まで。わたしには居場所がなかった。

居場所がないってこういうことを言うのかと初めて認識した。頼れる人もいない、帰る部屋もない、ただただ絶望的だった。解決策が全く見つからなかった。怖さと恥ずかしさで誰にも頼ることができなくて、鬱状態だった。アメリカ人にルームメイトの愚痴とか言っちゃいけないと思っていたんだよね。

それから結局極寒の誰もいない真っ暗なキャンパスをシクシク泣きながら寮のビルディングに戻った。それから1時間くらい寮のソファで寝ていたな。夜中の3時半頃に部屋に戻った。

とまあこんなことがあった。毎年必ず思い出す。一生忘れられない経験だと思う。

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この部屋に住んでいた時、旅行から帰る時は「監獄に帰るか」って言っていた