アメリカンまたたび

2018年秋からニューヨーク大学の大学院で留学生教育を勉強する予定。

アメリカの大学で教授に顔を覚えてもらう・仲良くなるためのコツ

前にTwitterかなんかで、アメリカの留学先の教授とどうやったら仲良くなれるのかわからない、という投稿を目にしました。アメリカに来たばかりとかだと、やっぱ教授にどうやって話しかけたらいいのかわからないですよね。

ただやはり、わたしの経験上、そして周りの留学生を見ていても、教授とは仲良くなっておくべきだなと思います。大学生活を豊かにするのはもちろん、今後の人生にためになることが多いからです。

今日はまたたび流の教授と仲良くなるメリット、そしてコツなどをまとめます。

① まずは授業でわからない箇所を質問する

いきなり授業後とかに「わたしの名前は◯◯です。日本からの留学です。よろしくお願いします。」だけを言いに行くのもいいですが、多くの留学生にとってこれはハードルが高いかもしれません。その後の話題に困るかもしれないし。

教授に話しかけに行く口実ではないですが、まずは質問を持ちかけるのがいいと思います。その方が話しやすいよね。

初回の授業だったら、シラバスの内容でもいいし。少し授業が進んできたら、授業の内容を聞くといいと思います。あとはわたしがよくやってたのは、宿題の内容が聞き取れませんでした、っていうやつ。よく口頭だけで宿題の説明されてたんで、英語聞き取れないんですよ。優しい教授は丁寧に教えてくれました。

アメリカは質問をすることが素晴らしいとされる文化があります。もうどんな些細なことでも質問してなんぼなんですよ。「こんなこと質問していいかな…でもわかんないしなあ…」っていうのが質問のチャンスです。

教授側もわたしが英語が上手じゃない留学生だということを理解していたので、「どんなことでもいいから、これからもわからないことがあったらすぐに質問してね」と言ってくれたことがありました。だから質問していいのです。

まあクソみたいな質問を毎週するわけにもいきませんから、たまにはまともな質問をすることも大事だと思います。

② オフィスアワーをフル活用する

オフィスアワーは教授に顔を覚えてもらうための絶好の機会だとわたしは思っています。オフィスアワーとは、教授が自分のオフィスで週に1〜2回くらい学生からの質問を受け付ける時間のことです。わたしはいろんなクラスの教授のオフィスアワーにほぼ毎回通っていました。

課題をやったり、リーディングをしたりして、そこで頑張って質問を作るんです。疑問をメモっておくんです。勉強をしていて疑問が湧いてこないのは、思考停止状態だとわたしは思っています。だから何が何でも質問を作るんですよ。その質問をオフィスアワーで聞くんです。

わたしがニューヨークとカリフォルニアで出会ってきた教授は、話すことが好きな人が多かったです。なので質問をしたついでに雑談をすることもよくありました。毎回通っていると、さすがに顔もわたしの特徴も覚えてもらえるわけです。

だけど向こうが勝手に話してくれると思うのは大間違いです。必ず話す内容を自分で用意しないといけません。アメリカ人は"What can I do for you today?"とほとんどの人がかなりの高確率で言います。そこで"I have a couple of questions."とか言うんです。黙ったらダメです。質問をきっちり用意することがマナーだと思います。教授たちも忙しいんですから。

少なくともわたしが生活してきたアメリカでは、頑張っている学生にはみんな優しいです。いくら成績が壊滅的でも、改善しようと努力しているとみんな手を差し伸べてくれます。そんなご恩に感謝しながら、教授たちといい関係を築く努力をし、勉強に励むのが大学生なのかなと思います。いい成績を取ることこそが、教授たちへの恩返しだと思います。

まあここまですれば、優しい教授なら仲良くなれると思います。あと勘違いして欲しくないのは、仲良くなれなさそうな教授とは無理に仲良くなる必要はありません。教授たちとコネクションを持つことは、アメリカでの留学生活とその後の生活のしやすさが大きく変わってくるからです。

まず、

1. メリット:授業の理解度が深まり、成績が上がる

これはさっき言ったことと重複してしまうからさっと言うが、疑問を解決することは授業の内容をより理解することにつながります。疑問がわく→質問を考える→質問する→解決のサイクルを何度も繰り返すんですよ。

2. メリット:大学内でのリサーチなどの仕事を紹介してもらえるかもしれない

頑張っていて、それなりに成果を出していれば、教授たちは我々を評価してくれます。その教授がリサーチのアシスタントを探していたら、そのポジションを紹介してくれる可能性も。リサーチアシスタントだけではなく、他の仕事もあるかもしれないし。教授と一緒に働くことは、いろいろな学びがあるし、とてもいい機会になりますね。

わたしは卒業後ではあるが、NY時代の教授にアシスタント(まあパシリだけどw)の仕事をオファーされたことがありました(まあやってくれないか?と聞かれただけだけど)。そこで著名なジャーナリストの方にお会いして貴重なお話を聞けたり(わたしがアポとったんだけど)、丁寧な英文依頼メールの書き方を学んだりと、とてもいい機会に恵まれました。

このようなチャンスを大いに生かして、自分のキャリアアップにもつながると思います。

3. メリット:大学院進学や就職する際の推薦状を書いてもらえるかもしれない

これはとっっても大事。教授側の立場になって考えてみてもさ、ろくに頑張りもせずに、あんま話したことがない学生から推薦状を頼まれても「うわ、めんどっ」ってなりますよね。教授たちもせっかくなら、よく質問しに来てて、勉強頑張ってて、成績も良かった学生に推薦状を書きたいに違いないと思います。

だから授業が始まってからできるだけ早い段階から、教授と良好な関係を保つことは大事なのです。

4. メリット:卒業後のコネクション

卒業してからも教授たちとの縁は続くものです。それも在学中にどれだけいい関係を築けるかどうかにかかっているけど。そのご縁でいい就職先に恵まれるかもしれない。または良きメンターになってくれて、相談ごとにも乗ってくれるかもしれない。

または自分が教授の役に立てるようなことがあるかもしれません。私は推薦状を書いてもらったご縁で、教授の日本取材旅行のいろんなお手伝いができました。こうやってお世話になった人にはぜひとも積極的にサポートできることはしていきたいですよね。

何が起こるかわからないから、いい教授とのご縁は大切にしたいものです。

5. メリット:アメリカの文化に親しみを持つきっかけにも

仲良くなれば休日やホリデーなどに教授のお家にお邪魔する機会があるかもしれないのがアメリカ。普段、大学のキャンパスにいるだけでは味わえない、また違うアメリカの文化を体験する機会になります。

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ぶっちゃけデメリットはないですね。いい教授とのコネクションは、在学中はもちろん、卒業後にも絶対に生きてきます。

アメリカでは日本の大学のようにゼミがあるケースは少ないですよね。だからこそ常日頃の授業で顔と名前を覚えてもらうのは大事なんじゃないかな。教授と仲良くなることで、勉強のモチベーションにも繋がってきますし。そして何かトラブルが起きた時にも対処してもらいやすいんじゃないかと。

人とのご縁を大切にして、勉強に遊びに励むのが学生だとわたしは思います。