アメリカンまたたび

3年半のアメリカの大学生活を終えて日本に本帰国した23歳女の戯言

留学っていつから行くべきなのか 〜高校は日本の高校でいいと思うよ〜


こないだの京都滞在の最終日に京都にいたころ少しお世話になってた方たちとお会いしました。
そこで塾を経営してらっしゃる方に久々にお会いし、「留学っていつから行くべきなのか」という話題になりました。

あまりなかなか考えることがないテーマだったので、これを機にブログに自分の意見をまとめておこうと思います。

目標も人生プランも人それぞれですが、ここで考えられる留学の「順路」について考えていきます。
(帰国子女の日本人学校や現地校は除く。自分の意志で行くもののみ。主に高校に重きを置きます)

ではここで具体的な留学の例を簡単に書くと、
・高校留学
・大学留学
・高校や大学を経由しての交換留学
・高校や大学を経由しての短期間の文化体験や語学などの短期留学
・音楽留学
・パイロット留学
・アート留学
とかですかね。他にももっとたくさんのパターンがあると思います。

もしも中学生の方でこれから進路に悩んでいる方がいるとして、わたしが考える理想的な留学の「順路」についてここから書いていきます。
(日本の高校は文系・理系と別れてしまうのがこのテーマを考える上で結構難点になりますけど、わたしはもともと文系なので文系目線で書いていこうと思います)

高校は日本の高校に入る。
これは結構ポイントになると思います。留学を先に見据えているのであれば、日本の留学に力を入れた高校に入るのがいいと思います。
今はアメリカのボーイングスクールとかに入るのがやや話題になっていますが、ここは日本の高校でいいとわたしは思います。(高校留学したことのない私が語るのも信憑性ありませんが)
ただ、国際教育となると文系に偏ってしまうのが日本の高校の大半であると思います。理系で海外行きたいって方は高校出てからでも遅くはないんじゃないかと思います…他人事ですいません。
(でも私の大学時代の男友達で高校ではバリバリ理系だったのに、国際系学部に入って英語もペラペラっていう帰国子女の超人がいたっけな…)

高校は日本でいいと主張する理由は以下の通りです。

・日本人として日本語を書く・読む力をつける
前にも英語を勉強するのに大事だと思うことをまとめてみたという記事で書きましたけど、母国語がろくにできない人に外国語が使えるようになるなんて思いません。
仮に外国語が堪能になったとしても、日本語がぐちゃぐちゃな人もたくさんいます。
日本人としてのアイデンティティをしっかりと確立するためではないですけど、これは大事なスキルだと思います。
中学生までだとやはりしっかりとした文章を書いたり読むにはまだ足りないと思うので、高校は日本の学校でビシバシ鍛えられてもいいのではないかと思います。(まあこういう文章とかの訓練をしてくれる学校をしっかり見極めるのも大変ですけど。)

・数学は日本の高校の教育を受けるべきなのではないか
アメリカ以外の国の現状を知らないので比較対象がアメリカになってしまいますが、、、
日本の数学教育ってすごいなあって思います。
だいたい日本とアメリカでは2〜3年くらいの差がありますからね。
College Algeblaという大学での数学の科目がありますが、これは日本の高校2年ぐらいのレベルのものなのだとか。
日本人留学生は英語は出来ないけど、数学の時間はヒーローになれるそうです。
あと聞いた情報で驚いたのが、アメリカではみんな電卓を使って計算をするから計算する力もそこまでらしい。
まあまだアメリカでの数学の授業を受けたことのない私が語るのも信憑性に欠けますが…笑
(来学期から受けます)

・英語の能力を心配するのであれば英語に力を入れている高校に行けばいいと思う

早く英語力をつけたい、早く英語を使いこなせるようになりたいからアメリカやイギリスなどの英語圏の高校に行きたいと豪語するのであれば、日本の高校でもいいじゃんかって私は思いますね。
日本にも最近は英語に力を入れてる学校もたくさんあります。その一例を紹介します。

*土浦日本大学高等学校グローバルスタディコース(茨城県土浦市)

http://www.tng.ac.jp/tsuchiura/course/global01.html

こちらわたくしの母校でございます。このコース出身です。
ここで英語が嫌いになり笑、世界史に溺れ、論文スパルタ特訓を受けたわけでございます笑
嫌いになるほど英語の授業は厳しかったです。スピーチやディベートを始めとしてとにかく特訓させられます。
ディベートはクラス内で大会とかあるんです。その期間中はディベート一色の毎日です。
ここでいろいろ情報収集のスキルとか、情報をまとめることとか、しっかりした反論を考えるとかを学んだわけです。
このコースは英語だけでなく、時事問題とか日本の文化(茶道・華道)、現代文教育とかにもかなり力を入れていますので、英語だけに偏らせたくない、そして留学したい中学生にはおすすめです。学費高いですけど…。

ちなみに寮があるので、全国各地(※海外受験もできます)から志願することができます。別に茨城に住んでなくても寮に住めばいいんです。(飯まずいらしいけど笑)

*立命館付属の高校(例)

立命館高校:http://www.ritsumei.ac.jp/fkc/education/course/index.html/

立命館宇治:http://www.ujc.ritsumei.ac.jp/ujc/

わたくし1年間だけでしたが、立命館大学にいまして、この2つの高校から来る人の英語の能力のスゴさにびっくりしましたね。
まじでみんな英語ぺらぺら!!(他にも立命館の付属の高校はありますが、知り合いがいなかったもので分からないです…)
宇治から来た友達は英語だけでなく数学や理科や社会などの科目も英語で授業を受けてきたとのことで、ああこれは次元が違うなどとよく思っていました。

以下、関連リンク
英語に力を入れている東京都内の高校まとめ
広尾学園もすごそうだね
渋谷教育学園も最近こういう分野で有名になってきてますよね

私立って金かかるよねぇ…。

長くなりましたが、高校は日本の高校でいいと思う理由について書いてみました。


高校を出たら、そこからは自分の目標に沿って進路を考えたらいいと思います。
でも18歳やそこらで自分の人生が分かってしまうなんて天才なので焦る必要もないでしょう。
これからの時代は文系専攻で食っていけるのはほんの少数派になると思うので、個々でそれなりに食っていけるスキルを身につける必要があるんでしょうけど。

なので大学は学部で留学するのもいいと思うし、日本の大学から交換留学として行くのもありだと思うし、院留学からでもいいと思うし、もうこれは人それぞれなんじゃないかと思います。
お金に余裕があり、ずっと海外で生活したいっていうのであれば学部から留学した方が英語力を身につけるにしろ、英語で何かを学ぶ習慣をつけるにしろ、早いのに越したことはないですからね。

ゆくゆくは日本で働いて、母国に貢献したいと考えるのであれば日本の大学を出ていた方が就職には有利なのかもしれません。だからこの場合は院とかから留学でもいいんじゃないかな。

ただ留学は目的がしっかりしていないとタダの遊学になりますからね。
目的だけはしっかり明確にしていただきたいです。

今流行のMBAがございますけど、流行に踊らされて行くほど痛々しいものはないですよね。
まあそういう流行が好きな人は口にするのが好きなだけで、行くまでの行動力なんてないんでしょうけど。

最初に「順路」と書きましたが、はっきりとした「順路」をあえて示さずに自分なりの考えをまとめさせていただきました。
あえて示さなかったのは、留学は人それぞれなんで自分でしっかりと考えてほしいからです。
自分で考える力がないと留学では苦労します。留学を少しでも考えている人にはしっかり自分の力で考える習慣をつけてほしいのです。

自分の人生は自分で考えるんです。だからエージェントとか斡旋業者とか使う人はなんなんだろうって思いますけど。
あれもアドバイスとかもらえるのはありがたいと思いますが、少なからずあっちもビジネスでやっているわけだから多少のバイアスはありますよね。それがわたしはどうかと思うわけです。
留学先探すことだったり準備くらい自分のことは自分でやれやって話です。そんなんできなくて現地でアパート探しとかガスやネットの契約できるんですかね。(まあ自信がない人は現地サポートがあるエージェントとか使うんだろうけど…)

そんなとこで失礼します。
なにか質問ある方はTwitter (@_yukiabe)にメンション飛ばしてください。