アメリカンまたたび

3年半のアメリカの大学生活を終えて日本に本帰国した23歳女の戯言

【恒例振り返り】留学中の心の変化と辛くてもしっかり前を向くことは大切だなと思ったこと


恒例の振り返りエントリも早く書こうと思いながらも週5でインターン行っているのでなかなか書く時間もなく、家に帰ってきたら蛇の抜け殻なので真面目に書く気分になれていなくて帰国してから2週間が経過してしまいました。

厳密にいうと、渡米したのは2013年の7月末なので、2年前の今頃は渋谷でバイトしていたころなんですが、まあ留学してから2年がたちました、ということでこの2年間を振り返ってみようかなと思います。

過去の振り返りのエントリは以下のリンクからご覧ください。
これは最初の学期が終わったときのやつかな。→渡米5ヶ月経ち、学期が終わるにつれて思うこと 
1年前→【留学】コミュニティカレッジでの1年間の生活を終えて思うこと 
去年の終わり→【留学】絶望の留学生活で学んだ3つのこと 

この2年間を通してわたしが個人的に大きく変わったなって思うのが気持ちの変化です。

巷には留学に関する情報は溢れかえっていて飽和状態な気がしますが、どこでもなかなか触れられていないなあと思うのがこの気持ちの変化。誰かが書いているところを見たことがないのでわたしが書こうと思います。まあ自分の話になってしまうけどね。

2015年の春学期はその気持ちの変化をより強く感じた学期となりました。どんな気持ちの変化か?それは自分自身の自我を喪失するってことですね。自分が何者なのか、自分はアメリカで何をしたいのか、自分は将来なにがしたいのか、それらがわからなくて夜中に不意に泣けてくることもよくありましたし、むしゃくしゃしていました。ちょうど今年の3月がピークだったかもしれない。こないだブログにちらっと書いたかもしれないけど。

3月は心が大荒れだったかもしれないですね。春休みの頃とかが一番ひどくて、勉強もしたくないし、なにもしたくなくて、ずっとベッドの中に引きこもっていましたね。誰かが悪いわけでもない、自分がちゃんとしないからこうなっていたのかもしれないです。

周りの友達は自分の夢に向かって毎日大変そうだけどキラキラしてて、それを見ては自分と比べて悶々としてました。

おまけにわたしは親にすら自分のことを話さないので、この悩みを自分の中に溜め込みすぎてパンクしかけていたのかもしれないです。やはり、人と話すのは大事だなと思いました。そんなパンク寸前のときにカリフォルニアにいる大好きな日本人の先輩に「なんでも話聞くよ」と言っていただけてお話しを聞いていただけたのは自分をあの真っ暗なトンネルから脱出させる唯一の抜け道でした。その先輩にはお世話になりっぱなしで頭があがりません。。

その悶々としていた大きな要因というのはやはりアメリカ生活への慣れがあると思いました。カリフォルニアにいた頃はなんだかんだアメリカへの生活に馴染むのに必死でした。それになかなか面白いルームメイトK氏もいたので、馴染む事に必死ではあったけど、それなりに楽しい毎日でした。悶々としている暇もなかったと思う。

ニューヨークに来て初めの学期は周りがアメリカ人しかいなかったので、それに慣れることにかなり必死でした。部屋は最悪だし、飯はまずいし、アメ人しかいないしでここでも悩みまくっていましたが、まあ自分を見失うことはなかったのでまだこれでもまだましだったかもしれませんね。辛い時って希望がないともう生きていく気力を失うので、希望を持つことしかできなかったw まあただアメ人しか周りにはいなかったけど、こんなパッとしないアジア人にとてもよくしてくれる友達にも出会えましたし、それが精神的に大きかったのかも。

今学期はそういうのが一切なくて平和でした。アパートだし、料理はできたし、自分の部屋もあったし。この上ない幸せだったのかもしれないです。しかしせっかく仲良くなれたアメ人の友達はそろってヨーロッパ留学してしまったので、それはつらかったですが。平和だったからこそ、自分を見失ったのかなと今になって思いますね。

それに夢も希望も、やりたいことも、欲求も、なにもかもなかったものですから、すがれるものがなくて今にもぶったおれそうな痩せ細った木みたいな状態が2ヶ月くらいあったと思います。それでも授業はめまぐるしくやってくるし、仕事もあるし、あれこそ"KING OF THE 悶々"ですね。

しかしそんな辛い時でも最低限やることはしっかりやって、仕事もちゃんとやってよかったなと思います。

あのとき自分の精神状態に振り回されて必要最低限やるべきことを一切やっていなかったら、自分が今将来やってみたいなと思うことにも出会えなかったと思うからです。"自分が心の底からやりたいこと"に出会えることってものすごく幸せなことなんだなってあのどん底の経験を通して思えるようになりました。やりたいことがあるから頑張れるんです。わたしは器用じゃありませんし、賢くもないのでこうこうことがないとやってられないですね。あのときいかにも哲学ぽい「生きる意味」とか「自分はなんなのか」「自分はなにがしたいのか」死ぬほど考えて、やることはちゃんとやっていたから今こうして自分が今後将来のために頑張れているのかもしれません。

留学での心の変化っていうのはひとそれぞれだと思います。わたしのように悩まない人もいるだろうし、自分をコントロールするのが上手な人もいることでしょう。またわたしと同じく悩む人も同じくらいたくさんいると思う。まあカルチャーショックの波で誰しもが遭遇するとは思いますけどねー。

ただろくでなしなわたしが一つ自信を持って言えるのが、どんなに辛くても、なにもやらないことだけは絶対にするなということです。少しずつでも前進しないと数年後そのツケが回ってくると思いました。

まあなんだかんだ辛かったけど、こういう心の変化を体験するのも異文化で生活していないと味わえないことでしょうし、留学しててよかったなと毎日思っています。