アメリカンまたたび

3年半のアメリカの大学生活を終えて日本に本帰国した23歳女の戯言

【映画】イニシエーション・ラブは読者の妄想に限りなく近づけた映画だったと思う

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今日はお休みなので今話題のイニシエーションラブを見てきました。

新宿のTOHO CINEMASにて。カリフォルニア時代の友達が日本にいるとのことで二人で行ってきた。いつも活動拠点は渋谷なので新宿は慣れないので迷いますね。


もともとイニシエーションラブは原作の大ファンでした。ちょうど3年前の京都の大学にいた頃、大学の生協の本屋で暇つぶしになる本を探していたときにたまたま見つけた一冊。

わたしは推理小説は全く読まないので最初はまんまと騙されましたが、ネタバレサイトを参照しながら二度目を読んだらそのカラクリは理解できましたね。ネタバレサイトを作った人の編集能力に感謝致します。

そしてこの小説が映画になると知ったときに気になったのが以下の点。

①SideAに出てくる鈴木は松田翔太が演じるのか
わたしの中でのAの鈴木のイメージは痩せ細った根暗な数学男。それを松田翔太がやるのか。見ものだと思った。

②AとBの鈴木は同一人物に見せかけた別物だが、それを全部松田翔太が演じるのか

どう役を使い分けるのかなと興味津々だった。

ネタバレにならないようにうまくカモフラージュさせますが、実際に映画を見てみると、この二つの点につきましては「うまくまとめたな」という印象でした。

こういうまとめ方、見せ方、それらが流石だなと。まぁ無理矢理感はありましたが、あれ以外のまとめ方はないと思いますね。小説は読者の妄想の世界で片付けられますが、映像となると文字の世界が脚本家や監督など映画関係者の妄想の世界によって可視化されるので限界(鈴木の使い分けなど)が出てきます。その限界にうまく太刀打ちしたという表れだなと。

また映画を見ていてわたしが思ったところ:

①小説を読んでいる人は最初から全ての映画上でのトリックはすべて理解できる

例えば小説にもある繭子が便秘になって鈴木Aとデートに行けなかったシーンとか、その背景はすぐわかりますね。

小説のファンの方はすべてトリックはわかるはずです。じゃあつまんないんじゃない?って思われる方もいらっしゃると思いますが、トリックがわかっていてもなかなか面白かったですね。時差とか人物の配置とかがうまくやられているなと思うので。

②美男美女の濡れ場は絵になる

これはまぁ完全なるわたしの個人的な色眼鏡ですが松田翔太かっこよかったですね。よくぞ30年前の若者をあんなにかっこよく演じてくれたなと思いました。前田敦子はかわいかった。さすが元アイドルだなという風貌。個人的にはお二人ともハマり役だなと思いました。

そして濡れ場といいましても、だいぶ短いけどお二人の濡れ場シーンがありましたが、あー絵になるなぁと思いながら見ていました。

松田翔太のキスシーンも絵になりますね。さすが二枚目俳優は違うなと思いました。

これ以上書くと厳密なネタバレになるかなと思うのでこのへんにしておきます。あとは劇場へ足を運ばれるか、DVDが発売されてから見るかしてもらいたいなあと思います。

久々に個人的に面白い映画でした。また見たいです。