アメリカンまたたび

3年半のアメリカの大学生活を終えて日本に本帰国した23歳女の戯言

【適当】国際味覚論争 - 和食が世界一と考えるのは勘違いである


日本人は和食が世界で一番美味しいご飯であると過剰評価している気がします。和食が無形世界遺産に選ばれたら「やっぱりそうだろ、ドヤァ」みたいに思った人も多いのではないでしょうか。

わたしも日本人ですから和食は好きですし、アメリカから帰ってきたときに日本のご飯を食べるとホッとすることがあります。

わたしが「和食は美味しい」と思う原因は、小さい頃から食べてきたものであるし、慣れ親しんでいるものであるからだと思うのです。人間誰しも慣れ親しんでいるものが一番です。

アメリカに住んでいると「アメリカのご飯ってやっぱりまずいんでしょう」と言われることがかなりあります。その問いに対する答えは「ものによる」ということですね。

日本人のわたしの口に合うものもあれば、合わないものもある。それだけの話です。しかし多くの日本人はアメリカの飯をよく不味いものとして片付け、和食が一番であるとみなす傾向があると思いました。

そしてアメリカの飯をうまいうまいと食べている人がいたら、その人の味覚は狂っているとか。よく聞く話ですね。

ただこれってなんか違和感感じるんですよ。

食事っていうのはその土地の風土や慣習に合わせて発達したものでありますから、味覚っていうのは人それぞれだと思うんです。

たしかに和食は美味しいですが、それは日本の風土に合わせて発達してきたものであり、その土地に馴染んでいるものだからこそ美味しいと思うのかもしれない。

アメリカにもアメリカの土地に合わせて発達した美味しいご飯はたくさんあります。よくこれは日本にはない味だなと思って新鮮な気分にさせてくれます。

アメリカ人でも生まれたときからアメリカ飯に親しみ、日本食まずいなって思い人は山ほどいるでしょうし、そんな人を見たときにこいつは味覚狂ってるなって考えるのは危険ですよね。単に慣れ親しんでいるかどうかって話ですよ。

だから何かのご飯が世界一とかナンバーワンっていうことってその人の頭の中の妄想の話だと思います。そんなものは世界に存在しないのです。みんな自分が慣れ親しんできた味が一番なんです。だから味覚が狂っているとか感じるのも勘違いなんです。

食事ってまさにみんな違ってみんないいの世界観なんだなとアメリカ生活がだんだん長くなるたびに思います。