アメリカンまたたび

3年半のアメリカの大学生活を終えて日本に本帰国した23歳女の戯言

小保方騒動から考える、学校が提供するべきこと、我々が学校に求めるべきこと


今まで本ブログで小保方騒動に関することをいくつか書いてきました。

小保方博士の論文パクリ疑惑のニュースに関して〜盗用防止のルールの指導をしない大学に求めること〜 - yucky blog

【保存版】これから英語で論文を書くという方のために最低限のルールについて書いてみました

- yucky blog
【留学生インタビュー】エッセイという観点から見る留学することの意義
- yucky blog

そろそろ最終章とでもしないとキリがないですね。

私はTwitterで思ったことをぽんぽん書いていって、そこでだいたいブログのネタを思いつくことがほとんどなので、今回も昨日Twitterに書いたことをもとに書きます。

今日はタイトル通り、"学校が提供するべきこと、我々が学校に求めるべきこと"について考えてみるエントリにしたいと思います。

英語や(グローバル教育)に力を入れているとされている日本の大学でさえ圧倒的に足りないのは、論文を何度も何度も添削してくれるような環境が圧倒的に少ないことなんじゃないでしょうか。

わたしは、こちらのブログ記事で大学には必修でアカデミックライティングなどのルールを指導する授業を設けるべきだと書きました。こう言ったことはたしかなんですが、プラスして何度も添削をしてくれる環境も同時に必要になってくると思ったのです。

そのように思う理由は以下の通りです。

①アカデミックライティングなどのルールはググれば分かるし、そのようなことを解説している本はたくさんある。しかし、それをすぐに添削してくれるのはググるだけではどうにもならない。

②本やググった先で見ながら文章を書いても間違えることはたくさんある。それは当たり前。しかし、それを随時プロに直してもらわないといくらたくさん文章を書いても成長はしない。

こんな感じですかね。

なにもかも学校に求めるのは間違っているんじゃないかとも思ったのです。
与えられることをこなすだけでは人間は成長しませんから。与えられたことに対する何倍ものことをこなしていかないと思考停止ですよね。

だから昨日のTwitterにも書いたんですが、日頃からコピペレポートなんか書いているようなクズ学生は大学受験で思考が停止してるんじゃないでしょうか。人が書いたものを延々とパクって単位を取得して卒業をするようでは。自分の脳ミソで考えるってことをしてないですもん。それで成長したいだなんて偉そうなことは禁句です。

学校が学生に提供するべきことはこういった環境を提供することだと思います。

他の国は知りませんが、アメリカの大学ではWriting Centerというものがあります。
だいたいどこの大学でもあります。コミュカレですらあります。
ここに行けば必ずチューターさんがいて、エッセイの添削をしてくれます。
チューターさんのクオリティは人によります。私はお気に入りのチューターさんがいるので、その人いる時間に合わせてWriting Centerに行くようにしています。

だいたい私は仲良しのロシア人のスタッフさんか英語の先生にエッセイの内容を見てもらい、アップグレードできるところはないかの相談をします。それを何度も繰り返し、最後にエッセイの文法のミスや単語選択、表現、punctuationなどを確認してもらいます。
学費さえはらっていれば無料なので、何度も行けるのはありがたいことです。
これがあるからそエッセイやペーパーを書くスキルが上達したのだと思っています。

厳しい大学じゃない限り、そして文系だと頻繁に論文やエッセイを書く機会というものが一つの学期で数えるほどじゃないんでしょうか。
この数自体も問題だと思います。まずはこの数を増やして、それでそれを添削してくれる環境さえ整えれば最高なものになると思います。

ただ、ここで問題となるのが人材確保なんですよね。
英文を見て直すというプロはアメリカにはたくさんいますが、そのような環境を日本でも作ることができるかというと大きな問題となってくるはずです。
雇用時間や給料とか。ただでさえ大学の非常勤講師の雇用・給与が問題視されているなかで、Writing Centerの人材となれば。

まず大学は非常勤講師の雇用問題をどうにかすることが先だと思いますが、グローバル化をしたいのであればWriting Centerの一つくらい作らないとどうすることもできないでしょうね。

そして学生が求めること。
それはこのように学校へ環境やアドバイスをもめることであると思います。
学校は自分を成長させてくれるとこじゃないと思います。こういった環境やアドバイスを受けて、自分で行動をしてガツガツいくとこなんじゃないでしょうか。

私が考えることはこんな感じです。
日本の大学が国際化とかグローバル化をする上でこれ以外のことをしてできるっていうものが思いつかないです。これぐらいのことは私は当然であると思います。
そして私が考えるのは日本のお偉いさんは海外留学者や関係者へもっと話を聞くべきなんじゃないかと。
良い例を学び取って、日本ではどんな形で実現できるかっていうことを考えるのがとっても大事なことだと私は考えています。