一時帰国シリーズの第3弾です。今回は、パリから成田へ向かう飛行機の搭乗記を書いていきたいと思います。第1弾と第2弾は以下のリンクより、この記事と併せてご覧くださいませ。
【飛行機】可もなく不可もなくなエールフランスのNY→パリ便の搭乗記(12/23)
【飛行機】乗り継ぎ空港としてのパリ・シャルルドゴール空港の利便性はイマイチ?
パリのシャルルドゴール空港から成田行きのエールフランス276便が出発したのは、パリ時間の1:40pmでした。まあ若干遅れましたけど。わたしの今回の席は46Eでした。かなり後ろの方ですね。通路側の席です。わたしは国際線などの長距離便はできるかぎり通路側の席を取るようにしています。真ん中の窮屈感がすっごい嫌なんですよね。
今回の飛行時間はだいたい12時間くらい。結構長かったですねー。ロサンゼルスから成田に行くくらいの時間かな?その前に乗ったNY-パリ便が6時間と短かったので、飛行時間は余計に長く感じました。
機体はBoing777-300です。エコノミーの座席の配列は、3-4-3です。後ろのほうの数席だけ2-4-2になっていました。この機体、プレミアムエコノミーみたいなちょっと席がいい感じのエコノミークラスがあってびっくりしました。

眺めがよかったです。
では機内のなかではどんな感じだったかご紹介。
【安全ビデオ】
飛行機に乗ると必ずSafety Videoといって、緊急時の脱出方法とかが紹介されるビデオが上映されますよね。これをいかに面白くさせるかが、最近の航空会社のトレンドのような気がします。個人的には去年の冬に乗ったVirgin Americaのやつが面白かった。
そしてエールフランスでもこのビデオに力を入れているような印象。おフランスっぽいおしゃれな感じが興味をそそられます。
YouTubeでも見られるので、ぜひご覧ください。
もちろん今回の機内でも上映されました。



いやあおしゃれっすねー。こういう風に面白くさせる試みってどこが始めたのかわかりませんが、いいことだと思いますね。だいたい安全のビデオってみんな見ませんからね。
【座席】
座席は普通のエコノミーって感じです。

足元はこのようにまあ普通。広くもなく、狭くもなく。ただ席の方が隣の人との間隔が狭いなあとはちょいちょい思っていました。
【機内食】
最初のスナック。


これはフランスパンにオリーブがよく効いたものに似せたお菓子です。なかなか美味しかったです。写真のピントが合っていなくてごめんなさい。
このスナックのホームページはこちら。
http://www.jos-poell.com/
そして最初の食事がこれでした。

このメイン、なんだと思いますか?w

これっすね。牛肉にただサイコロ状のジャガイモと人参が乗っかっただけだと思いますでしょう?
実はこれ、日本へ向かう飛行機だからか、Japanese Specialty、和風スペシャルと題し、肉じゃがなんですよね。最初メニューを見たときは「ホワッ??」と思いましたよ。「まさかの肉じゃが??w」しかしエールフランスさんはわたしの期待をうまーく裏切ってくれました。外資系航空会社で日本食なんて期待する方がアホなんです。
これ何で味付けをしているのかよくわからないくらい意味不明な肉じゃがでした。明らかに醤油味じゃない。フランスの謎の調味料で煮付けた雰囲気むんむんでありました。赤ワインでも使ったのかな。うーむ。とりあえず美味しくなかったです。白米もカピカピだった。メニューにはこの白米はNISHIKIを使ったと書いてあります。
他の機内食は、

これもあんま美味しくなかった。キャベツ、ピクルス、黄色いパプリカとパセリをみじん切りにしたものを、コールスローのドレッシングで和えたものって感じ。わたしはやはりヨーロッパ発の飛行機の機内食とは相性が悪いのか・・・。JAL以外で美味しいと思ったことがない。。(ただ慣れていないだけかw)
あとはチョコレートブラウニー、みかん(これは日本のやつっぽい)、固いパン、バター、チーズといったラインナップ。ヨーロッパ系の航空会社だとチーズが出てくるのは定番ですよね。前に乗ったフィンランド航空でも出てきました。わたしはチーズ好きじゃないので食べませんが。
着陸前の食事はこんな感じです。

・固いパン
・バターロール
・いちごジャム
・バター

なぜかパンが無駄に多いw ジャムサンドにして食べました。
・ほうれん草のオムレツ

生クリームがよく効いたオムレツでした。ほうれん草とかもほんと久しぶりに食べて美味しかったです。
・アップルソース
・オレンジジュース

これもNY-パリの時に出たアップルソースとほぼ同じです。オレンジジュースもいたって普通。
・プレーンのヨーグルト

ノルマンディー地方の牛乳が使用されているのでしょうか。ノルマンディーというと、第二次世界大戦のときのノルマンディー上陸を彷彿させます。行ってみたいところの1つです。
この食事の満足度は高かったです。まあ普通だったからかな?w
【タッチパネルスクリーン】
スクリーンが最新的だなあと感動していました。これまでの一般的なスクリーンはただボタンを押すだけだったと思うんですけど、今回のエールフランスのBoing777-300に搭載されていたスクリーンは、指で画面を動かすことができるものでした。しかも画質もなかなかのもの。

これじゃあんまよくわかんないだろうけどw

地図も自分の指で動かして現在地とかを確認できるものでした。まあこれは全体図が確認できなくてある意味不便だったけど。
ともあれこのスクリーンとてもよかったですね。
ちなみに機内では夏のヘルシンキ→NYの機内で途中までしか見られなかったThe Longest Rideのリベンジをはかりましたw 最後は普通にいい話で終わり、そして今回は英語で見たので、日本語吹き替えの違和感にも気づくことができました。
参考記事:
【飛行機】ヘルシンキからNYのフライトの機内で、渡航者下痢症になった話
あとは実写版のシンデレラとか、キューティーブロンドの2とか、12時間も暇だったのでいろいろ見ていました。
【総括】
謎の肉じゃがを除けば普通のエコノミーで満足のいくクオリティだったかなと思いました。あとはいたって普通ですw エールフランスはごく普通のエコノミーなのかなという認識になりました。
あとこれは余談ですが、隣の人が挙動不審でモソモソ動いていたこと、前の人が席を倒しすぎて狭くて、座席環境があんまよくなかったんですよねえ。今までこういうことはあんまなかったので、エコノミークラスでのフライトの良し悪しを決めるのは、周りに座った人によるのかなとも強く感じたフライトとなりました。
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