アメリカンまたたび

2018年秋からニューヨーク大学の大学院で留学生教育を勉強する予定。

【またたび大学院留学④】ニューヨーク大学で勉強したいこと、留学生教育の専門家になりたいこと

最近、食欲なくてずっと体の調子が悪かったです。ただ木曜からなんとか夕飯を食べれるまでに回復したので、またブログの執筆を再開させます。

今回は以前からリクエストをいただいていた、大学院で勉強したいことについて書きます。

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ちなみにまずこのメッセージへのお返事をします。今、いろいろな人にインタビューをしているリバースカルチャーショックについては大学院での勉強の予定にはありません。個人的に留学生の心の変化や移り変わりに興味があるので、それについて、自分自身が「知る」という意味でいろいろな方にお話を聞いている感じです。

また、帰国後の元留学生がこんなことに悩むということは世間では一般的ではないことが、わたし自身が日本に帰ってきてから知りました。なのでもっと留学生にフレンドリーな日本になってほしいなと思っているので、世間への啓蒙活動という意味もありますね。

では、本題に入ります。大学院で勉強したいことについてです。

わたしが受かった大学院のプログラムは、International Educationというものです。わたしは留学生の異文化適応に強い興味と関心を寄せています。それはわたしが異文化適応能力が著しく低いからというのと、異文化に馴染めずに苦しんでいたり、自国のコミュニティにしか居場所がない留学生をたくさん見てきたからです。

人間それぞれの人生や選択がありますが、留学する以上、留学先の土地に馴染めるのに越したことはないと思っています。では留学生はどのようにして異文化に適応していくのかを学術的に学びたいのです。

そして異文化適応という「課題」を抱える留学生に対して、大学やコミカレはどんなことができるのか、留学生を受け入れることで、大学はどのように発展していけるのかを異文化適応とからめながら考えたいと思っています。

留学生の異文化適応について考えるのに、留学生の適応単体ではわたしの興味関心が完結しません。なぜならそこには留学生を受け入れる大学という機関があり、そして周りにはアメリカ人の学生や教授がいます。また留学生をサポートするオフィスもあります。大学の中のいろいろな要素が絡み合って、留学生はアメリカで勉強することができているのです。そのため教育学を関連させてリサーチしたいというのがわたしの本音です。

NYUのInternational Educationのプログラムのカリキュラムには、留学生をアメリカ社会や大学という視点から考えることができるクラスが充実しています。

steinhardt.nyu.edu

ここがわたしがこのプログラムに惹かれた大きな理由です。

また教授陣には、異文化適応や異文化交流、移民に関する専門家の方がいらっしゃることから、ここで勉強がしたい、リサーチがしたい、と思えるようになりました。

もともとわたしがこの分野で修士号を取りたいと思ったのには、自分が学部時代に辛い経験をしたことが大きいのですが、他にも2つ理由があります。

1つ目は、ブログでたくさんの留学に関する質問をもらったことです。たくさんの留学生・元留学生の方からaskやsarahahで質問をもらって、答えてきました。そこで自分の経験の範疇だけではなく、きちんとその分野のセオリーを学んだりした上で、さらに説得力のある回答がしたいと思うようになりました。

今の自分はただ3年半の留学を経験しただけであって、教育や異文化コミュニケーションの専門家ではありません。大学院で専門的な勉強をしたいです。きちんと正しい情報を届けたいという思いが根底にあるので、専門家として、より多くの留学生のサポートがしたいです。

2つ目は1つ目の理由と大きくかぶりますが、自分が自信を持って語れる分野の専門家になりたいと思ったことです。

わたしはここ数年、ずっと自分の専門について考えてきました。自分の専門が欲しいと思っていました。そう思うきっかけになったのは、ロールモデルである憧れの女性が自らの専門分野でバリバリ働いていること、またTwitterで博士課程の院生の方と交流があったことだと考えます。

わたしは自分が語れるものが欲しかったんです。憧れの方たちを見ては、みんな自分の好きな分野、これと決めた分野で頑張っているのがすごくかっこよく思えたのです。

またその一方でわたしは、自分が全く知らない分野の仕事を任され、仕事をしているとミスを連発しました。調べても背景知識が理解できない、間違っているところにすら気づけない、そんな状態にストレスがたまりました。自分もストレスがたまるし、わたしの仕事を受け取るユーザーにも被害が及ぼされると思いました。その状況が辛くて辛くてたまりません。見ず知らずの分野に興味を持つことも大事ですが、それは趣味の範囲内にしておくべきなことであり、仕事にしてはいけないという危機感を感じるようになってきました。

「正しい情報を、その情報を欲している人に与える」

これはわたしが高校時代にジャーナリストを志し、また就活でも大きな軸としていたものです。今もこの軸からはぶれていません。こんなに情報が溢れているのに、なんでこんなにも多くの人が調べてもわからないという状態が発生しているのか。それはネット上に嘘、もしくは中途半端な情報が蔓延しているからですよね。わたしは自分のミッションを達成するためには、わたしは専門外の領域に首を突っ込むべきではないと強く思います。

そこで自分が専門にできることはなんだろう?と考えたときに思いついたのが留学生教育でした。自分が当事者として経験している分野だし、ブログでも何年も書いてきた。たくさんの人にインタビューしてきた。もっとこの分野の知見を深めたい。

わたしにとって専門家になるためのスタート地点が、大学院で修士号を取ることでした。修士号を取ることは、わたしにとって留学生教育を語るためにはなくてはならないものだと思っています。だからわたしはまたアメリカで勉強することにしたのです。

 

なんかうまく文章にできた自信がありませんが、、以上がわたしが勉強したいこととその理由や背景です。またもう少し丁寧にまとめようと思います。