アメリカンまたたび

3年半のアメリカの大学生活を終えて日本に本帰国した23歳女の戯言

できることから始めるのがまたたび流。やりたいことをやるためのスタート地点に立つための話

前にツイッターでちらっと書いたことをまとめようと思う。

テーマは「自分のやりたいことをやるためのスタート地点に着くこと」について。

わたしが大学院に受かったのは、あくまで自分がやりたいことをやるためのスタート地点に過ぎない。だけどわたしはこのスタート地点に着くまでに丸3年かかった。

スタート地点に着くことそのものは簡単そうに見えるかもしれない。だけどわたしにとっては、ものすごく長くて、つらくて、出口が見えないトンネルをただひたすら走っているかのようだった。

わたしは2015年の4月か5月頃、長く続いた軽い鬱病のようなものから回復しつつあった。NYのカルチャーや人に馴染めず、人と話すことができず、自分の将来ややりたいことがわからなくてただひたすら病み続けていた頃。やっと心が落ち着いてきた頃、自分がやりたいことがだんだんと見えてきた。

それが留学生サポートをすることだった。留学1年目に1セメスターだけクラスをとった異文化コミュニケーションをまた学びたいと思った。

だけどどのような手段を取れば、この2つができるかが、2年前のわたしにはわからなかった。

そんなわたしがとりあえず思いついたこと:

①大学でコミュニケーションをminorで追加したいと思った

→卒業が伸び、親に迷惑をかけると思って却下

②就活で新規事業が活発な会社を受ける。そういう会社に入り、留学生向けサービスの事業を作りたいと思った

→結局就活は全滅。どこも受からなかった。気軽にOBOG訪問ができる時代ではなかったので、気になる会社の社員が出ているイベントとかにも積極的に行って、お話を聞きたいと言っても相手にされなかった

とまあ就活が全滅すれば、当然自分の軸がブレまくるわけだ。ますます「自分がやりたいことは何?」ということがわからなくなる。留学生をサポートするような仕事に就きたくても、自分の中でしっくりくる選択肢が見つからなかった。当時はなぜかベンチャー企業しか見えてなくて、留学エージェントや大学などの教育機関は眼中になかった。

就活が全滅だったので、アルバイト採用でかろうじて拾ってくれた今の会社にとりあえずで就職したわけだけど。異文化コミュニケーションを学びたい気持ちはやはり強くて、働きながら趣味で勉強していこうと思ったのがだいたい1年前。

まあそんな感じで自分がイメージするような新卒就職はわたしにはできなかった。でも今の自分は、そういう結果になったことについてはとても納得している。わたし自身がベンチャーに合わないのもあるし、留学生支援をするような会社をわたしが受けていなかったのも悪かったと思う。だけどまあ当時はそういう事実には気づかなかったよねえ。お祈りされまくったからこそ気づいたことであるわけで。

望む仕事につけなくても、自分ができる支援の方法ややりたいことができるようになるための手段をわたしは模索し続けた。細く長く自分のできる範囲で、できることをやろう、というのがわたしの考え。

そこでとりあえず続けたのが、ブログとwebサイトの運営。そしてNYの会社でのフリーランスのお仕事。留学生・元留学生にインタビューをたくさんした。質問にはできる限り細かく丁寧に答えた。わたしのブログがあったから、アメリカで頑張ろうと思えたというメッセージをもらうときが、本当に嬉しかった。そんなメッセージをもらうたびにわたしは号泣した。

本業にならなくても、できることはたくさんあった。本業と両立しながらコツコツ地味に続けていった。

今も続けているからわかるけど、続けることで自分がこの分野に対してどれだけ本気なのかもわかるよね。

まあできることはあっても、東京でのキャリアの将来が見えなくなり、NYに行ったり、オクラホマに行ったり。東京からの逃避行なこれらの旅行もわたしにとっては、自分探しの一環だった。自分がどんなことをやりたいのかを探すという目的ではなかったけど、後々考えてみれば、あの旅行は今の決断を下すのになくてはならないものだったと思う。

その後、ようやく大学院にいくという決断を下すことができた。留学生サポートの仕事がしたいと思ってから2年がたった頃。まさか自分が大学院にいこうと思うなんて、全く考えていなかった。わたしは大学院にいけない人間だと思っていたからだ。

そして今。まさか受かるはずないだろうと記念受験で受けた大学院から、合格通知をもらった。これがスタート地点。3年かかった。

この経験から思うけど、自分のやりたいことが見つからなくて悩んでいるときは、焦っても意味がないんだよね。時間が解決してくれるというか、気づいたらやりたいことが見えてくるというか。焦って見つけたものって、どうせすぐに飽きてしまったり、うまくいかなかったり、そういう感じになる気がする。

0→10を狙うんじゃなくて(わたしの場合は仕事を見つけることだった)、まずは0→1をコツコツクリアしていけばいいと思う(まずはブログを書くことを続けた)。その繰り返しと積み重ねで、いずれはやりたいことのスタート地点に立つことができるんじゃないかなと思う。まあ人それぞれやり方とか考え方は違うけどね。