アメリカンまたたび

留学はまたたび

ニューヨークから離れるということと留学中の異文化適応について

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残念ながら、わたしは絵に描いたような留学生になることはできなかった。成績も良くないし、友達も多くない。キャンパスでバリバリ仕事をすることもなかった。どちらかというと落ちこぼれだった。

 

落ちこぼれな上に、わたしはニューヨークに順応するのにも時間がかかった。NYに来たばかりの頃は、毎日カリフォルニアのことを考えていた。カリフォルニアに戻りたいといつも思っていた。あれやこれやとNYにいることに文句をつけていた。それくらいわたしはクソな女だった。

 

しかし、このままではいけないと思った。このまま文句を言っていたら、親に高い金を払わせてまで留学している意味はないだろうと思い始めた。わたしはなんとかNY、そしてオルバニーという土地になじむ努力を始めた。

 

印象に残っていること、そして他の留学先に馴染めない系の留学生の方にもお勧めしたいのが、その土地にしかないものに面白さを見出すことです。

 

2014年の10月にNYの東の果てのモントークというところに車で片道7時間かけて行ったことがありました。これもNYに馴染むためのひとつの対策でした。ちょうど紅葉の時期で、紅葉が美しかったことを記憶しています。これもカリフォルニアにはないものだなあと、その良い違いを見出すことができました。

 

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あとは食べ物ですかね。日本食に執着していたこともありましたけど、あのプライドはあっさり捨てました。NYやその近郊で食べられる美味しいものを探す努力を始めました。

 

そんな意味でホールフーズは、NYならではのものがたくさんあるのでわたしにとっては天国のようなところでした。オリジナルのシナモンロール、クラフトビール、お惣菜、ジュースなどなど。無理のない程度に自分の普段の食生活に取り入れる努力を継続させました。

 

食生活というのは不思議なもので、日本食に強いこだわりがあった自分でも数ヶ月もすれば馴染めるようになってきました。日本にはない、アメリカならではのもの。これを意識的に心がけるだけで、毎日の楽しさというものは格段に違ってきます。

 

あとは仲のいい友達を作ること、デーティング相手を見つけること。これに尽きるかなと思います。友達と過ごすこともやはり楽しいけど、好きな男性と過ごす時間が日常的にあると私は良かったですね。精神的な満たされ方も変わってくるし、ただただ毎日が楽しくなる。そして自分がいるところも好きになる。そういう風になれました。

 

わたしはこうやってある程度「努力」をしてきたことで、その土地への愛着が湧いてきました。努力をしないで、自分が住むところを好きになることができれば、それに越したことはないと思う。だけどわたしは努力をしないといけなかった。努力をしなかったら、いつまでも愚痴ばかり達者なクソ女のままだったと思いますね。

 

頑張ったからこそ、愛着は深いわけです。なんでこんなにニューヨーク、オルバニーが好きなのかわからない。言葉では示しきれないほどの愛がある。しかしこれに気づいたのもここ数ヶ月の話。それまでは「努力」することで忙しかった。気づいたらもう帰国が迫っていて、楽しい毎日を味合うのもごくわずかになっていたのは悲しいことですね。

 

日本での新しい生活も楽しみだけど、今はただただNY、オルバニーから離れることが悲しいです。