【またたび大学院留学】アメリカで初めての仕事のオファーをもらうまでの葛藤とやったこと

来学期(2019年春学期)からクイーンズにある小さい大学でインターンとして働くことになりました。大学内の交換留学の業務をやるオフィスのポジションです。大学院のカリキュラムの一環で働くものです。

個人的にこのポジションにたどり着くまで、精神的にかなり過酷でした。既存の社会の仕組みと、自分自身とのメンタルの戦い。今回はそんなわたしのアメリカでの初めての就活?についてまとめたいと思います。

2018年秋学期の就活タイムライン

大学内のGraduate Assistant(GA)のポジションが3つ、そして今回のクイーンズの大学のポジションの合計で4つです。面接できたのは3つ。書類を送ったまま無視されたのは1つです。カウンセラー曰く、面接できるだけでも大したものだということ。

1個目

一番初めに応募したのは、留学生オフィスのポジションですね。I-20とかSEVISとかの業務をやるっぽいので、わたしどうなんだ?と思っていましたが(外国人は留学生のimmigration関係の業務ができないことが国で決められている)面接に呼ばれたので行ってきました。

面接官と2人で話すのかと思っていたら、まさかの現役のGAが7人くらいぞろぞろとやってくるではないですか。しかもみんなアメリカ人の白人。留学生オフィスなのに、留学生どころかstudents of colorの人もいないってどういうことなのだ?と思いながら、面接は始まります。

まああの時は完全にわたしの力不足だったんだと思うんです。アメリカでの初めての面接。英語での初めての面接。「やり方」を知りませんでした。だから一問一答みたいになって、気の利いた返しが全くできませんでした。

結果はもちろんダメ。その後そのポジションにはI-20やSEVISの経験があるアメリカ人学生が入ったそうです。面接のやり方がわかってない、経験もない、英語もしどろもどろな留学生のわたしはそりゃ負けるわ。

2個目

最初の面接に落ちたことが結構なダメージになってて、それから1ヶ月後くらいにアドバイザーから紹介されたポジションに応募しました。それは学科の交換留学オフィスのGAですね。

結論から言うと、ここも落ちましたね。敗因は圧倒的な練習不足に限りますね。相変わらず「やり方」がわかっていなかった。いきなり決まった面接の練習をしたくても、キャリアセンターの予約は2週間待ちとかなんですからね。まあなんとかなるだろうと思って自分で色々調べたり、準備をしました。しかし何もわからないのにプロの力を借りないのは、やっぱダメですね。

この面接で印象的だったのは、既存のソフトウェアをどのように使うかを説明しろっていうもの。予測していなかった質問だったし、かなりブロークンな英語で、緊張しながら答えたらもうなんかわけのわからない回答になってしまっていたと思う。

面接官との馬も合ってないなあというのを終始感じながら面接は終了しました。1週間後に「応募ありがとうございました。ポジションは埋まりました。あなたの今後の幸運をお祈りします。」という非常にあっさりとしたメールをもらって、終わりました。

3個目

これは面接に行ってないのでなんとも言えませんが、書類で落ちたか、メール見てもらってないか、何も返事がこなかったのでわかんないです。書類サイレント?とでも言おうか。ポジションは学科のデータ分析とかをするところでしたね。

精神的に病んでいた期間

3つ目の音沙汰がなくて、もう自分はダメなんだという感じで1ヶ月くらい病んでいました。留学生が職を得るのはキャンパス内でもすごい競争だし、そもそもアメリカ人に負けるのだみたいな思い込みを抱えていました。まあ実際は留学生だからというより、わたしの力不足が問題なんですけどね。あとただ単に受ける数が少なさすぎた。

PhDへの進学を考え始めてのもこの頃。大学のスタッフで外国人の人を見たことがなかったので、ああやはりhigher educationは永住権ない外国人には不向きなのか、アカデミアならここよりはフェアに見られるかなと思っていました。今も若干そう思うところはあります。

まあそんなグズグズしてても何も始まらないので、何かきっかけが得られればと思ってキャリアセンターのアドバイザーの予約を取りました。それがサンクスギビング明けでした。

キャリアアドバイザーとの最初のカウンセリング

11月のたしか26日。この日にアドバイザーに自分が行き詰まっててもう何したらいいのかわからないことを話しました。

話している途中にいろいろな辛い気持ちが込み上げてきてしまってその場で号泣してしまいました。そこでアドバイザーから「留学生でもたくさん機会はある」「私も英語は第二外国語だから、英語が母語じゃないことを気にする必要はない」「アプライし続けないと何も始まらない」というアドバイスをもらいました。

まずは面接の練習をしようということになり、その次の週に予約を入れてもらいました。

今のポジションにアプライしてみた

NYUの国際教育プログラムでは、毎週金曜に学科のアドバイザーがWeekly Newsletterみたいな感じでイベントとか採用情報とかをまとめたメールを送ってくれます。

そこに載っていたのが、今のポジション。まあ応募するだけしてみるかということで急いでカバーレター書いて、レジュメをアップデートして、キャリアセンターのdrop inアドバイジングでチェックしてもらって提出しました。

そしたら2日後くらいに面接に呼ばれました。これすごいいいタイミングだなと思ったのが、たまたま面接の練習をするために取ったアドバイザーの予約の3日後が面接だったんですよね。この面接を意識して予約を取ったわけではなかったので、すごくタイミングがよかったと思います。

2回目のアドバイザーとの予約

面接の練習をしにアドバイザーのオフィスに行きました。事前にjob description、レジュメ、カバーレターを送ってあったので、アドバイザーが聞かれるであろう質問を用意していてくれました。

そんで実際の面接をイメージしながら、練習が始まりました。なぜそのポジションを選んだのか、カスタマーサービスの経験はあるのかとか。

わたしが話した内容は、アドバイザーが以下のような感じでメモをしてくれます。厳しいコメントが並んでいますね。

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このときも辛いことを思い出してしまって号泣したんですけど(オフィスで2回も泣く学生もなかなか珍しいかもね、、)、まあなんとかいろいろとアドバイスをもらって終わりました。

STARテクニックを使って具体例とともに詳細に説明すること、自分が得たいものは話さないこと(日本の大学生がベンチャー企業を受ける時に成長したいとよく言いますが、ああいうのはアウトらしいですね)、ネガティブなことはできるだけ話さない、自分の個性をたくさん話すこと、などを教えてもらいました。

STARテクニックは、Situation、Task、Action、Resultの略のことで、面接では自分の具体例をSTARの順に話せと言われました。まあ日本の就活でも同じようなことを求められますよね。困難な状況、そこからどのようにして回復させて結果を残せたのかを話す的なやつ。同じことですね。

本番の面接の前は、アドバイザーが書いてくれた紙を見ながら自分が話すことを整理したりして練習しまくりました。

面接本番

面接そのものは楽しかったなという記憶が残っています。アドバイザーからもらったアドバイスがすごい役に立ったなと思います。具体例をとにかく提示し、話の道筋が合うように話しました。途中でうまく話せないところもありましたが、アドバイザーが聞いてきたあの質問と同じだから、あの例が使えるという感じで臨機応変にやり抜きました。

あとただ単に今まで受けてきた仕事の面接官よりも圧倒的に話しやすい方々だったというのもあるかもしれません。これまで味わってこなかった居心地の良さみたいな雰囲気は無意識に感じていました。

電話で結果をもらう

面接から1週間後に電話でofferをもらいました。全くメールがこなかったので、落ちたかと思って違う仕事を探し始めていた頃でした。

電話をもらった時はただただ嬉しかったです。アメリカで初めての仕事だったし、英語での面接を経てやっとここまでこれたという達成感がすごかったです。

大学の単位になるので無給のインターンではありますが、わたしにとってはいいスタートだと思っています。まだまだ仕事になるレベルの英語を自信持って話せないし、アメリカで仕事をするものがどんなものかわかっていないです。まずはここから始めて、これからのopportunityに繋がっていけばいいと思っています。

リソース集

最後にわたしがよく見ていたサイトをまとめておきます。

www.thebalancecareers.com

このサイトには超お世話になりました。レジュメやカバーレターの書き方はもちろん、メールの書き方ですごい使えました。

レジュメとカバーレターを提出する時に書くメールとかも、丁寧な言い回しとかすごい気にしないといけないわけです。アメリカではどういう風に言うのかが全くわからなかったので、このサイトに教えてもらいました。

www.thebalancecareers.com

これとかですね。

sampleが載っているやつはとてもいいと思います。

あとは大学でもらうハンドアウトもすごい役立ちました。どこの大学でも「レジュメの書き方」「インタビューの心構え」などの就活お役立ち系のハンドアウトや記事はあると思います。

以上です。