【またたび大学院留学】NYUでの1学期目を終えた感想と振り返り

わたしは学部時代から、学期が終わると振り返りブログを書くのが恒例になっていました。大学院に来た今も、しっかり振り返りをして、未来の自分がいつでも懐かしめるようにしてみます。

今学期はどうだった?と周りの友達などから聞かれて必ず答えるのは、「大変だったけど、東京にいた頃よりもはるかに楽しい」ということです。本当に東京での会社員はサックだった。大学院で理論を元に会話が進むことの快適さを味わうことができました。

初めての分野を勉強することへの壁を感じながら大学院での勉強は始まりました。最初はとにかくリーディングがしんどかったです。大量に読むことに慣れていないのに加えて、これまで勉強したことない分野ですから。でも1ヶ月もすればこの問題は解決しました。

アメリカでは、大学院で学部で学んでいたことと違うことを学ぶ人は多いです。分野によって大変さも異なると思いますが、わたしの場合はこれはそこまで大きな問題にならずに済みました。もともと勉強したかったことだったし、興味があったというのが強かったと思います。また自分が当事者として経験しているというのもあるな。

わたしが今学期勉強しながら意識していたのは、正規留学生が異国に来てできないことがたくさんあることは当たり前のことだということです。できないことができるようになるためには、人それぞれかかる時間が異なる。うまくできる人もいれば、できない人もいる。

そんなことを証明しているセオリーがBourdieuのSocial Capital(人間関係のインパクト)とCultural Capital(自分が培ってきた能力のインパクト)なんだと思います。だからわたしはBourdieuが好きなんです。留学生は異国に来たら、両方のCapitalをRenewしないといけないんだと思いました。これゆえにわたしは社会学に興味を持ったんです。

自分がいかにもそれを示しているなあと思ったのが、就活です。就活の方法もCultural Capitalの一種だと思いました。

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この記事でも書いた通り、今学期、仕事を得ることについては非常にemotionally difficultなことでした。

わたしは学部のときに、アメリカには残らずに日本に帰ることを前提に動いていました。就活にしろ、インターンにしろ。アメリカではオンキャンパスでも働いたことがなかったです。なので就活においては日本式就活のCultural Capitalを築いてきたんだと思います。まあ学部のときの就活うまくいかなかったけどw

そして大学院でまたアメリカに戻ってきて、英語で面接をするスキル、アメリカの社会で受け入れられるような受け答え、レジュメやカバーレターの書き方などを一から学ばないといけません。これぞCultural CapitalのRenewではないですか。

やったことないことは知らなくて当然だし、やりながらアメリカ式就活のCultural Capitalを築いていけばいいんだという風に途中から開き直れている自分がいました。

で、話はやや変わりますが。

正規留学生、留学初期はCultural CapitalをRenewしないといけないわけですよ。だからこそ大学側が提供する学生サービスって本当に大事なんだなと思いました。

わたしはNYUが人生で4つ目の大学ですけど、NYUの学生サービスのレベルの高さに今学期は驚きっぱなしでした。やっぱ全米で学費がトップレベルに高いだけありますね。その理由がわかりましたよ。

Renewしていく過程で、得られる情報はもっとも重要なものだと思います。こんなサービスがavailableだということを学生にきちんと啓蒙していかないといけません。

学部を卒業した州立大学も悪い大学ではなかったけど、お金なかったのかなと思った。学生サービスの質と大学の予算って比例するんじゃないかというのがわたしの個人的な疑問というか感想というか。

NYUにいると、自分が使える学内のリソースを常にアドバイザーや学科のメールで教えてもらえるわけですけど、州立大学と比べてみて、その情報がgiveされる頻度が全然違うというか。情報のオーガナイズのされ方も違うし。

学部の時は自分が大学の生活にはまっている感じがしなかったんですが、今はしっかり情報をもらって、自分の能力をどうあげていけばいいのかの道筋が見えるようになってきました。今はすごく支えられている感じがするし、勉強をすることに対する恐怖心がなくなりました。学部の時はありましたね。それにカルチャーショックも合わさってGPAが悲惨なことになったんですけど。

まあ学部の時と今とでは経験値も違うので、なんとも言えませんが、ただ大学ごとの学生サービスの違いってかなり大きいなというのを肌で感じました。

これゆえに大学ごとに留学生の能力の格差とかが生じることもあるだろうなあ、というのが今学期湧いた疑問です。

で、その一環でアメリカのMBAを調べる活動を地味に初めてみました。第1回目はNYUのSternです。

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MBAが落ち着いたら、留学生が多い大学を片っ端から調べて、学生サービスの質を比較したり、在学生にインタビューすることをやろうかなとぼんやり考えています。それらを元に論文書くのが今の目標です。

以上です。

今学期は辛かったけど、すべて丸くおさまった感じがします!成績は全部出ていないけど、苦労したクラスでA取れたのがすごく嬉しかったです。まあ学部の時ほどGPAが悪くなることはなさそう。

楽しかった!来学期はいよいよ本格的に社会学の勉強を始められるし、インターンも始まるし、今から本当に楽しみです。

クリスマスはウェストチェスターで知り合いのおばさんのおうちに滞在し、大好きなワンコたちとゆったり過ごし、来年はピッツバーグに行きます!ピッツバーグではこないだまで抱っこしてたベイビーが歩き始めたようなので、もうベイビーに会うのも待ちきれません。

みなさま良いホリデーを!🎄

学部時代の振り返りはこちら。

1学期目:

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2学期目:

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3学期目:

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4学期目:

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5学期目:

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6学期目:

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7学期目:

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